現場で起きやすい課題
新規事業に取り組んでいても、何をどう検証すればよいのか整理できないまま、なんとなく開発を進めてしまう、ということは珍しくありません。検証のつもりで進めていても、後から振り返ると何を確かめたかったのか曖昧だった、というケースもよく見られます。忙しい日々の中では目の前の作業をこなすことばかりに気を取られてしまうのも無理はないことです。
最初に整理すること
まず着手しやすいのは、事業を進める前に「この事業が成立するために欠かせない条件は何か」を言葉にして書き出しておくことです。顧客が本当にお金を払ってくれるか、繰り返し使ってくれるか、想定した価格で採算が合うかなど、条件を分けて考えると検証すべき順序も見えてきます。条件ごとにどのような結果が出れば次に進むのか、事前に基準を決めておくことも重要で、検証の前にチームで基準をすり合わせておくと結果が出た後の判断に迷いが少なくなります。
光の道具箱で広げる改善
一つの検証で複数の条件を一度に確かめようとすると結果の解釈が難しくなるため、確かめたいことを一つずつ切り分けて設計することも大切です。検証の結果は成功か失敗かで終わらせず、次に何を試すべきかのヒントとして捉える姿勢も欠かせません。振り返りの記録を残しておけば、次の新規事業に取り組む際にも生きた資料として活用できます。



