現場で起きやすい課題
制作の完了時点で気が緩み、その後の体制づくりが手薄になってしまう例はよく見られます。公開後に想定される問い合わせや不具合の連絡を、誰がどこで受け付けるのかを決めておくことが最初に取り組むべき課題です。窓口が曖昧なままだと、利用者からの声が社内でたらい回しになり、対応の遅れにつながってしまいます。想定される問い合わせの種類をあらかじめ挙げておくと、窓口の設計がしやすくなります。社内で対応が難しい内容が来た場合の切り分け方も、この段階で決めておくと安心です。
最初に整理すること
体制を整える際は、軽微な不具合と緊急性の高い不具合を分けて、対応の優先順位と目安の時間をあらかじめ決めておくと判断がぶれません。あわせて、アクセス集中やサーバー障害など外部要因によるトラブルが起きた際の連絡フローも準備しておくと、いざというときに慌てずに済みます。制作を担当した会社との連絡体制も、この段階で確認しておくと安心です。誰が最終的な判断を下すのかも、あらかじめ決めておくと現場が迷いません。
光の道具箱で広げる改善
専任の担当者を置けない場合でも、月に一度は利用状況やエラーの発生状況を確認する時間を設けるだけで、問題の早期発見につながります。窓口が複数の関係者にまたがる場合は一本化しておくと迷いません。休日や夜間に問い合わせが来た場合の扱いも、あらかじめ決めておくと現場の負担が偏りません。公開後の対応が的確であれば利用者の信頼は保たれますが、対応の遅れは小さな不満が広がる原因にもなるため、体制は早めに固めておく価値があります。



