現場で起きやすい課題
便利そうなツールを部署ごとに次々導入した結果、どこに何の情報があるのかわからなくなってしまう会社は少なくありません。DXを進める過程で個別最適の導入が重なると、気づけば似たような機能のツールが複数存在し、情報も分断しているという状態に陥りがちです。まず最初に取り組みたいのは、社内で実際に使われているツールを全て棚卸しし、それぞれ何のために、誰が使っているのかを一覧化することです。利用者に直接聞き取りをしないと出てこないツールも意外と多くあります。
最初に整理すること
一覧化ができたら、役割が重複しているツールを整理し、どれを残しどれを廃止するかを検討します。廃止によって困る部署がないか、データの移行にどれだけの手間がかかるかを見極めながら、一度に全てを変えるのではなく段階的に統合を進めることが混乱を避けるコツです。あわせて、今後新しいツールを導入する際に、既存のツールで代替できないかを確認する判断基準を決めておくと、同じ問題の再発を防げます。
光の道具箱で広げる改善
ツールの整理は単なる断捨離ではなく、業務の流れそのものを見直す良い機会でもあります。棚卸しの結果を定期的に更新し、使われなくなったツールがないかを継続的に確認していく姿勢が、分断を繰り返さないための土台になります。



