現場で起きやすい課題
スマートフォンで撮影した写真がカメラロールに溜まっていくだけの状態だと、案件が完了した後に報告書をまとめる際、写真を一枚ずつ探し出して整理する作業に多くの時間がかかってしまいます。まず取り組みたいのは、案件ごとにどのタイミングでどんな写真を残すべきか、撮影のルールを簡単に決めることです。着工前、施工中、完了後といった区切りだけでも決めておくと、後からの整理がぐっと楽になります。あわせて、誰が撮影を担当し、いつまでに整理するのかという役割分担も決めておくと運用が長続きします。
最初に整理すること
次の工夫は、撮影した写真をその場でクラウド上の案件フォルダに振り分けられる仕組みを作ることです。案件名や日付を選ぶだけでアップロードできるようにしておけば、現場の担当者に大きな負担をかけずに、写真が案件ごとに整理された状態で蓄積されていきます。
光の道具箱で広げる改善
この仕組みが整うと、報告書の作成時間が大きく短縮されるだけでなく、後日のトラブル対応や問い合わせの際にも、該当する現場の記録をすぐに引き出せるようになります。個人のスマートフォンに記録が残ったままになるという情報管理上の不安も解消され、担当者が異動や退職をしても記録が会社に残る安心感も得られます。まずは直近の案件を一つ選び、着工から完了までの撮影と整理を試験的に運用してみると、自社に合ったルールの粒度が見えてきます。



