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不良品の発生原因をデータで分析する

不良対策が場当たり的になりがちな状況を、記録の形式化とデータ分析によって見直してみる価値があります。
業務別DX3分公開日 2026年7月4日更新日 2026年7月4日
不良品の発生原因をデータで分析するのアイキャッチ

執筆・監修

著者
山口 真フレアーズ合同会社 代表社員
監修
フレアーズ合同会社DX支援・ソフトウェア開発チーム

現場で起きやすい課題

不良品は減らしたいが、原因が担当者や工程によってバラバラで対策が場当たり的になってしまうという悩みは製造業の現場でよく聞かれます。不良の記録が紙の日報にしか残っていないと、傾向を分析しようにも一件ずつ目視で確認するしかなく、時間ばかりかかってしまいます。まず取り組みたいのは、不良が発生した際に「どの工程で」「どんな種類の不具合が」「どの原因で」起きたのかを、決まった形式で記録できるようにすることです。自由記述ではなく選択式の項目を用意しておくと、担当者による書き方のばらつきがなくなり、後から集計しやすくなります。

最初に整理すること

次の工夫は、この記録をタブレットなどで入力し、データとして蓄積したうえで、工程別・原因別に自動で集計できる仕組みを作ることです。月次や週次で不良の傾向をグラフなどで確認できるようにしておけば、どの工程にどんな対策を優先して打つべきかが具体的に見えてきます。集計にかかっていた手作業の時間も削減され、対策の検討そのものに時間を使えるようになります。原因の分類項目は現場の意見を聞きながら定期的に見直すと、実態に即した記録が続けやすくなります。

光の道具箱で広げる改善

この仕組みが整うと、感覚的に「この工程が怪しい」と考えていたものが数字で裏付けられ、対策の優先順位をつけやすくなります。対策を打った後の効果測定もしやすくなり、改善のサイクルが回しやすくなることが大きな効果です。まずは直近の不良記録を一か月分集め、工程別に手作業で分類し直してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

この記事の要点

  • 不良記録を選択式で形式化する
  • 工程別・原因別に自動集計する
  • 対策の優先順位を数字で判断する

この記事のテーマを、自社ではどう進めるか

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