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経営ダッシュボードに載せるべき指標を選ぶ

「ダッシュボードを作ってみたものの、数字が多すぎて結局どこを見ればいいのかわからない」という悩みは、経営の見える化に取り組み始めた企業からよく聞かれます。
業務別DX3分公開日 2026年7月4日更新日 2026年7月4日
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執筆・監修

著者
山口 真フレアーズ合同会社 代表社員
監修
フレアーズ合同会社DX支援・ソフトウェア開発チーム

現場で起きやすい課題

売上や利益はもちろん、在庫や顧客数、稼働率など見たい数字は次々に出てきますが、すべてを並べてしまうと、かえって重要な変化に気づきにくくなってしまいます。まずは経営判断に直結する指標を三つから五つ程度に絞り込むことから始めましょう。業種や事業のフェーズによって重視すべき指標は異なるため、自社が今どこに課題を感じているかを軸に選ぶことが大切です。設計の工夫としては、指標ごとに「誰が」「どの頻度で」確認するかを決めておくことです。日次で見るべき数字と、月次で確認すれば十分な数字を混在させず、画面の中で優先順位が伝わるよう配置します。

最初に整理すること

前年同期や目標値との比較を並べて表示すれば、単なる数字の羅列ではなく、良し悪しの判断がしやすくなります。異常な数値には色を変えるなど、一目で気づける工夫も有効です。こうして指標が絞り込まれたダッシュボードができると、経営会議での議論が数字の読み合わせから、対策の検討へと自然に移っていきます。日々の確認も習慣化しやすくなり、変化への対応が早まります。指標を選ぶ段階では、社内の誰か一人の思い入れだけで決めず、実際にその数字を使う立場の人たちの意見を集めておくことも欠かせません。

光の道具箱で広げる改善

営業部門と製造部門では見たい数字が異なるため、部門横断で「本当に必要な数字は何か」をすり合わせる場を一度は設けておくと、後から指標を追加したり削除したりする手戻りを防げます。指標は一度決めたら固定するのではなく、事業のフェーズが変わるタイミングで見直す前提を持っておくと、ダッシュボードは長く使える道具になります。まずは今使っている資料の中から、本当に判断に使っている数字だけを選び出すところから見直してみましょう。

この記事の要点

  • 重要な経営指標を三〜五個に絞り込む
  • 誰がどの頻度で見るかを決めておく
  • 事業フェーズに応じて定期的に見直す

この記事のテーマを、自社ではどう進めるか

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