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介護現場の情報共有をスムーズにする

介護現場では夜勤から日勤への引き継ぎが口頭とノートを中心に行われることが多く、伝達漏れが起きやすいという課題があります。
地域密着・企業姿勢3分公開日 2026年7月4日更新日 2026年7月4日
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執筆・監修

著者
山口 真フレアーズ合同会社 代表社員
監修
フレアーズ合同会社DX支援・ソフトウェア開発チーム

現場で起きやすい課題

介護現場では、夜勤から日勤への引き継ぎが口頭とノートを中心に行われることが多く、忙しい時間帯には申し送り内容が抜け落ちてしまうことがあります。申し送りノートを読み損ねて利用者の体調変化が次のシフトに伝わらなかったという経験は、現場で働く人であれば一度は思い当たるのではないでしょうか。情報の伝達漏れは、対応の遅れやスタッフ間の認識のずれにつながりやすく、見過ごせない課題です。

最初に整理すること

まず取り組みやすいのは、申し送り内容をスマートフォンやタブレットで記録・共有する仕組みに切り替えることです。バイタルや食事量、気になる様子を専用のアプリなどに入力しておけば、次の勤務者は出勤前の都合の良いタイミングで確認でき、口頭での申し送りだけに頼る状態を減らせます。仕組みづくりの勘所は、情報の粒度を利用者ごとに整理することです。全員分の記録を時系列で並べるだけでなく、利用者ごとの経過が一覧で見られるようにしておくと変化に気づきやすく、特に注意が必要な利用者にフラグを立てておく運用にすれば、経験の浅いスタッフでも見落としにくくなります。運用を始めた当初は入力の手間を感じるスタッフもいるため、記録項目を絞り込みつつ徐々に慣れてもらう進め方が現実的です。

光の道具箱で広げる改善

こうした仕組みが定着すると、スタッフ間の情報の食い違いが減り、家族や医療機関から状態を聞かれたときにもすぐ答えられるようになります。記録が蓄積されることで体調の傾向を振り返りやすくなり、ケアプランの見直しにも活用できます。仕組みを整えた後は、実際に伝達漏れが減ったか、現場の負担がどう変化したかを定期的に振り返り、必要に応じて運用ルールを見直していく姿勢が欠かせません。

この記事の要点

  • 申し送りをデジタル記録に切り替える
  • 利用者ごとに経過を整理して記録する
  • 注意が必要な利用者にフラグを立てる

この記事のテーマを、自社ではどう進めるか

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