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農業の生産・出荷記録をデジタル化する

栽培作業や出荷の記録を手書きの日誌や記憶に頼っている農業経営者は多く、いざ振り返ろうとしても情報が散らばっていて確認に手間がかかる、という悩みは珍しくありません。
地域密着・企業姿勢3分公開日 2026年7月4日更新日 2026年7月4日
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執筆・監修

著者
山口 真フレアーズ合同会社 代表社員
監修
フレアーズ合同会社DX支援・ソフトウェア開発チーム

現場で起きやすい課題

特に家族経営や少人数の体制では記録をとる時間そのものを惜しんでしまいがちで、繁忙期にはさらに記録が後回しになりがちです。まず取り組みやすいのは、圃場ごとの作業内容と出荷実績を簡単なフォーマットで記録することです。作業日・内容・使用した資材・出荷量といった項目を決めて、その場でスマートフォンから入力できるようにするだけでも、後からの振り返りがしやすくなります。畑にいながら片手で入力できる形式にしておけば、作業の合間でも無理なく続けられます。

最初に整理すること

仕組みを整える際の工夫としては、記録すること自体が負担にならないよう入力項目を必要最小限に絞ることです。天候や気温などの外部データと組み合わせられる形にしておくと、収量や品質との関係も見えやすくなり、翌年以降の栽培計画に活かせます。家族や従業員の間で記録を共有できるようにしておけば、担当者が変わっても作業の経緯が引き継げ、作業の写真を添えておくと生育状況の変化も振り返りやすくなります。複数の圃場を持つ経営体では、圃場ごとの傾向を比較できる形にしておくと管理に活かしやすくなります。

光の道具箱で広げる改善

まずは一つの圃場、あるいは一つの作物だけで数か月試し、記録が負担にならないかを確かめてから範囲を広げるのが無理のない進め方です。こうした記録が積み重なると、栽培の勘や経験を数字として裏付けられるようになり、取引先への説明や認証取得の際の資料としても活用しやすくなります。

この記事の要点

  • 入力項目を必要最小限に絞る
  • 外部データと組み合わせ栽培に活用
  • 一つの圃場から試し範囲を広げる

この記事のテーマを、自社ではどう進めるか

AI共創開発支援やIT顧問で、無理のない進め方を確認できます。

課題の整理、社内担当者と進められる範囲、継続相談や追加支援が必要な範囲を切り分けます。

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