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Google WorkspaceのAI機能を安全に使う設定

便利さから生成AI機能を有効にしたものの、どこまで情報が参照されるのか把握しきれていない企業も見られます。
AI共創開発3分公開日 2026年7月4日更新日 2026年7月4日
Google WorkspaceのAI機能を安全に使う設定のアイキャッチ

執筆・監修

著者
山口 真フレアーズ合同会社 代表社員
監修
フレアーズ合同会社DX支援・ソフトウェア開発チーム

現場で起きやすい課題

Google Workspaceには文書作成やメール処理を支援するAI機能が組み込まれており、多くの企業が業務効率化のために利用を始めています。一方で、AIが社内のどの範囲のデータを参照できるのか、管理者が把握しないまま利用が広がってしまうケースもあります。まず取り組むべきは、管理コンソールでAI機能の利用範囲を確認し、組織単位ごとに有効・無効を設定できることを理解することです。全社一律で有効化する前に、対象範囲を絞って小さく始めるのが安全な進め方です。設定変更の履歴が残る仕組みも、あわせて確認しておくと後の見直しに役立ちます。

最初に整理すること

設定を進める際の勘所は、共有ドライブやファイルのアクセス権限を先に整理しておくことです。AI機能は既存の権限設定に沿って情報を参照するため、本来限定的に共有すべき文書が広く閲覧可能な状態になっていると、意図しない形で要約や検索結果に反映される恐れがあります。加えて、AIの応答に含まれる可能性のある個人情報や取引先情報の扱いについて、社内で簡単なルールを作っておくと安心です。監査ログの確認方法も事前に把握しておくとよいでしょう。退職者や異動者のアカウントに残った権限も、この機会にあわせて棚卸ししておくと安全性が高まります。

光の道具箱で広げる改善

設定を整えたら終わりではなく、利用状況を定期的に見直す運用が欠かせません。誰がどの機能をどの程度使っているかを把握し、想定外の使い方が広がっていないか確認する機会を月に一度程度設けると安心です。AI機能は日々更新されるため、新機能が追加された際には都度、公開範囲や権限設定に影響がないかを確認する習慣を持つことが、安全な活用を長く続けるための基本になります。小さな確認の積み重ねが、情報漏えいなどの大きなトラブルを未然に防ぐことにつながります。

この記事の要点

  • 組織単位で段階的に有効化
  • 既存の権限設定を先に整理
  • 利用状況の定期確認を習慣化

この記事のテーマを、AI共創開発支援でどう進めるか

試作、設計レビュー、公開、保守まで一緒に確認できます。

AIで作る範囲、技術者が確認すべき範囲、公開後に保守する範囲を切り分けます。

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