現場で起きやすい課題
求職者の多くは通勤時間や隙間時間にスマートフォンで求人情報を調べており、採用サイトへのアクセスもスマートフォン経由が中心になっています。それにもかかわらず、パソコンでの見え方を基準に作られたサイトでは、文字が小さい、ボタンが押しにくい、表が画面からはみ出るといった問題が起こりがちです。求職者は使いにくいと感じた時点で離脱してしまうため、スマートフォンでの見え方と操作性を優先して確認する視点が欠かせません。移動中の短い時間でも内容を把握できる読みやすさも重要な観点です。
最初に整理すること
最初に取り組みたいのは、実際に自分のスマートフォンで自社の採用サイトを一通り操作してみることです。トップページから募集要項、応募フォームまでの流れを実際にたどり、文字の読みやすさ、ボタンの押しやすさ、画像の表示崩れがないかを確認します。特に応募フォームは入力の負担が大きいと離脱の原因になりやすいため、入力項目数や入力方式が指先での操作に配慮されているかを重点的に見ておきたいところです。電話番号や住所の入力補助が働くかどうかも確認しておくとよいでしょう。
光の道具箱で広げる改善
改善を仕組み化する際の勘所は、パソコン表示をそのまま縮小するのではなく、スマートフォンでの見やすさを基準に情報の優先順位を組み直すことです。画面が狭い分、伝えたい情報を絞り込み、重要な情報から順に配置する工夫が求められます。定期的に異なる機種やブラウザでの表示も確認しておくと、機種依存による表示崩れを防げます。スマートフォンでの利用感を継続的に点検する姿勢が、応募機会を取りこぼさないための基盤になります。



