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クラウドストレージで社内共有を安全にする

社内のファイルをUSBメモリや個人のメールでやり取りし、どこに最新版があるか分からなくなる場面は、決して少なくありません。
DX・業務効率化3分公開日 2026年7月4日更新日 2026年7月4日
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執筆・監修

著者
山口 真フレアーズ合同会社 代表社員
監修
フレアーズ合同会社DX支援・ソフトウェア開発チーム

現場で起きやすい課題

紙やローカルPCでの共有には限界があり、拠点間や在宅勤務が増えるほどそのリスクは大きくなります。まずは、社外に持ち出す必要があるファイルと社内だけで完結するファイルを分けて考えることから始めましょう。すべてを一度にクラウド化しようとせず、契約書や見積書など特に重要な書類から、アクセス権限を設定できるクラウドストレージに移していきます。次に、フォルダ構成とアクセス権限のルールを整えます。誰がどのフォルダを見られるか、編集できるのは誰かを部署や役職単位で設定し、退職や異動があった際に権限を見直す手順も決めておきます。

最初に整理すること

共有リンクを発行する際は、期限やパスワードを設定できる機能を使うと、社外共有時の誤送信リスクを減らせます。あわせて、二段階認証を有効にしておくと、パスワード漏えいだけでは不正アクセスされにくくなります。フォルダ名や保存場所のルールがばらばらだと、クラウド化してもファイルが見つからないという不満は解消しません。部署をまたいで共通のフォルダ構成を決めておくことも忘れずに行いましょう。誰がどのフォルダに何を保存するかを最初に取り決めておくと、後の混乱を防げます。

光の道具箱で広げる改善

最初から完璧なルールを作る必要はなく、よく使うフォルダから運用しながら整えていくくらいで十分です。権限設定とフォルダ構成の見直しは地味な作業ですが、この積み重ねが情報漏えいのリスクを大きく下げてくれます。運用を始めた後も、半年に一度は権限の付与状況を見直し、退職者や異動者のアカウントが残っていないかを確認しておくと安心です。小さな確認作業の積み重ねが、大きなトラブルを未然に防ぐことにつながります。

この記事の要点

  • 重要書類から段階的に移行
  • フォルダ構成と権限ルールの整備
  • 共有リンクの期限・パスワード設定

この記事のテーマを、自社ではどう進めるか

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