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Diary

Google AI Ultraに帰ってきた

2026年9月13日5分山口真フレアーズ合同会社 代表社員
複数のAIツールを試した開発者が一つの画面に集中する様子

今日は、Google AI Ultraに帰ってきた話を書いておきたい。8月は、GPT、Claude、GLM、DeepSeek、Cursor(Grokを使う構成)と、五つのツールを順番に使いながら開発を続けた。どれも特徴があり、実際に触ってみないと分からないことも多かった。いろいろ思うことの多い一カ月だったが、使い比べたからこそ、自分に合う組み合わせが見えてきたと思う。

まず、GPTは外せない。現状の自分の感覚では、性能が一段高いトッププレイヤーだ。複雑な相談を整理するときも、設計の判断材料を作るときも、最後に頼りたくなる安定感がある。すべてを一つの道具に寄せるつもりはなく、GPTはこれからも使い続けることにした。

一方で、Claude、GLM、DeepSeekは、良いところがある反面、使い続けるには費用が高いと感じた。短い確認だけなら気にならなくても、毎日の開発で長く動かすと、月の支払いが無視できない大きさになる。性能だけでなく、どれくらいの頻度で使うのか、利用枠がどのくらいの速さで減るのかまで含めて考えなければ、無理なく続けるのは難しい。

Cursorについては、作業の動きが速いのは魅力だ。ただ、こちらが細かく見ていない状態で、自立して最後まで任せるには物足りなさが残った。人間が横で確認し、その場で指示を出す前提なら強い。しかし、夜間に長く走らせたり、判断を含む作業をまとめて任せたりするには、もう少し自分で状況を把握して進める力が必要だというのが、今の結論だ。

そんな中で、9月もClaudeを契約してしまった。長時間走らせる用途では頼りになるので、契約自体に後悔はない。ただ、Max 20xで一日に5,000タスクほど走らせ、週の利用上限を100%使い切るのが日常になると、このままで良いのかは考える。使えるから使う、ではなく、どの仕事をどの道具に任せるのかを決めないと、費用も管理の手間も膨らんでいく。

そこで、あらためてGoogleの存在を思い出した。まずは月額三千円程度のProで試してみたところ、3.8 Flashの実装速度がかなり速い。しかも、思ったほど利用枠が減らない。速く進むのに、使い切る心配が少ない。この感覚は、日中に人間が確認しながら開発を進める使い方と相性が良いと感じた。

これは使えると思い、Ultraを契約した。いきなり一つに決めつけたわけではなく、実際の作業で速度と消費のバランスを確かめてからの判断だ。GPTで考えを深め、Googleで実装を前へ進める。必要な場面では人間が確認し、止めたり戻したりする。この役割分担なら、今の自分の仕事に無理なく組み込めそうだ。

これからは、GPTの利用は継続しつつ、それ以外の開発ツールはGoogleを中心にまとめていく形で良さそうだ。道具をたくさん持っていることより、迷わず使い分けられることの方が大切だと思う。毎回どれを使うか悩む時間を減らし、実際の仕事に集中できる環境を整えていきたい。

そして何より、Googleが好きだという気持ちに、素直になれる状況になったのが良い。性能や費用を比較したうえで、それでも好きだと思えるものを選べるのは、気持ちの面でも大きい。好きな道具を使いながら、仕事を地道に前へ進める。その状態が、これからも続いてくれることを願っている。