投稿日:2019年11月8日
ウェブ制作で成果を出すためのウェブディレクターズシート – Powerd by FLARES LLC
「ウェブディレクターの仕事ができない」ってコンプレックスがあったので、やるべきことをシートにまとめてみました。
デザイナーやコーダーに仕事を回す前段階として「要件をまとめる」というが具体的に何をするのかということについて考えてみたのですが想像以上にボリュームがありますね。まぁ、一旦見てみてください。
ウェブディレクターズシート
シートのダウンロード
ウェブディレクターズシート – Powerd by FLARES LLC
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1m33hVcBbUTVIVTdWffkiwbJbVIOPeqMFxMG3RORN9Lw/edit?usp=sharing
シート構成
シートの構成としては以下の通りです。
- プロジェクト概要
- プロジェクト概要
- 日程計画
- 担当者
- 予算
- ツール
- 要件定義/設計
- マーケティング要件
- デザイン要件
- システム要件
- 解析設定
- 原稿
- SEO・ランディングページ・CV導線設計
- サイトマップ
サイトマップはWordPressによるサイト制作を前提としています。
ディレクションを舐めてはいけない
要件定義予算は絶対に必要、ディレクションを軽視したら制作失敗は確実
ディレクションが不在のプロジェクトはこれらの要件を定義されることがないことによって「ウェブサイト制作の失敗」や「要件定義をデザイナーやコーダーが負担する」という状況に陥るわけですが、当然ながらそこには要件定義のための予算が必要だということが明確になると思います。これ全部コーダーやデザイナーがやるとかアホか!って話です。
これらの要件がまとまっていない状況でウェブサイトの制作に着手しようとする状況も片腹痛い状況と言えるでしょう。シートにある要件がまとまっていない状況で、お客様が置かれている状況が理解できるわけもなく、何をどう成功させるのかということについて正解を導くことが非常に困難です。
一つ一つのプロセスをきちんと押さえることで「ちゃんとウェブサイトを作る」ということを実践できれば幸いです。
ディレクターズシートはこれからもブラッシュアップを継続
これを作成した時点で何となく思いつく項目を入れ込んでみたものの、絶対にこれだけやればOKというものではないので、ケースバイケースで項目を増やしたり端折ったりしてもよいと思いますし、現状で私にない知見からのアドバイスなどがあれば盛り込んでいきたいとも感じています。前向きなご意見などございましたらいただけると幸いです。
まとめ
日進月歩、私も成長途中
まぁ、ディレクションが取れない、要件に漏れがある、メンバーが満足しない、とかね。色々問題があるわけですよ。私山口は管理タスクが非常に苦手な部類なので私と一緒に働いていただいているメンバーにはつらい想いを結構させてしまっている自覚がありますが、そんな中で「山口さんちょっと変わったかな?」「山口さん、変わろうとしているかな?」って思ってもらえるような取り組みの第一歩として作成してみました。
今後もマネジメントタスクはどうしても切り離せないと思いますので継続はしていきますし、常時経験とスキルアップを重ねながら時間を過ごしていくのですが、何かしらの拠り所みたいなものはあった方が良いだろうなぁと感じていますので今回シートを作成してみました。
要件定義をしっかり行って快適な制作プロジェクトライフを
ディレクションが苦手な制作会社さんはデザイナーやコーダーに作業を割り振る前に、一度要件がちゃんと固まっているかを確認してみてください。要件定義の甘い案件にはもれなく炎上と大変な想いによる不快感が待っているだけですので、そんな感情を抱くことがないように慎重にプロジェクトを進められるとよいですね。