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フレアーズ合同会社は、IT技術、マーケティングに関する情報発信を積極的に行い クライアントや地域、業界の発展に貢献できればと願っています。

a-blog cms Training Camp 2019 Spring に参加して

YAMAGUCHI Shin

a-blog cms 案件のちょっとした引き合いを頂いたので勉強せねばということで  a-blog cms Training Camp 2019 Spring に参加してきました。

詳細は以下のページにあります。

https://ablogcms.doorkeeper.jp/events/87478

参加してみて色々と嬉しいことがありました

Tシャツのお土産をいただきました

参加のお土産としてTシャツをいただきましたので早速風呂上りに着てみました。

グループワークで優勝、小さなバッグをいただきました

グループワークとして「a-blog cms 川柳」にチームに分かれてチャレンジしたのですが、私はまだa-blogを利用したことがなかったので戦力外…、だったのですが、みなさん非常に楽しく場を盛り上げてくださったのと、私が参加していたチームにアイデアマンがたくさんいらっしゃった結果、私たちのチームが何と優勝してしまいました。

私たちのチームが考えた川柳はというと…、

「その機能 有料ならば ありますよ?」

山本さんの声真似で発表されたこちらがなんと優勝という結果に…、コミュニティの温かさのようなものを非常に感じました。

そして、景品として小さなバッグをいただきましたね…、やったね…。

1日目に参加しての感想

今日感じたa-blog cmsについての雑感

a-blog のことに関しては新しく触れることばかりで非常に新鮮でした。僕は過去に勤めた会社でもCMSを自社開発している会社にいたこともあるのですが、WordPressに触れてからはWordPress一択になっていたので、他のCMSに触れるのは本当に何年振りかというくらい久しぶりでした。

WordPressは基本的な機能は最小限にしてWordPressの開発に携わっている全世界の膨大なユーザーに部分的な開発は全て委ねている形になっているような気がするのですが、a-blog cms は基本的には全て名古屋の制作会社Applepple社長の山本さんをはじめとして、社員のみなさんで開発を続けている状況になっています。WordPressと比較した場合に絶対的に気になるのは全体として機能の量が満たされているかどうかということなのですが、必要な機能は必要に応じて追加実装して用を達するという考え方が基本でもあるし、予算さえ多少見積もれば、基本的に足りない機能は喜んでAppleppleさんが実装していただけそうな雰囲気はとてもあります。

a-blog cms の特徴として謳っているノンプログラミングという特性であったり、どこからがプログラミングかという議論もあるかとは思いますが、HTMLを拡張するような形でテンプレートエンジンが作られているため、ある程度理解を深めていけばそれこそHTMLとCSSだけ書ければCMSとしての機能を実装できるというある程度の手軽さも兼ね備えているような印象でした。

パソコンでいうところのBTOパソコンといったところでしょうかね。マウスコンピューターやDELLのように基本的には取って付ける形で簡単に実装していけるんだけど手が届かない部分(実装されていない機能)については、Appleppleさんにカスタマイズの要求を出すことで追加実装してくれてエクステンションやアドオンみたいな形で機能を外部に切り出してくれて、そちらをONすることによって機能が追加されるといった実現の仕方をしているようです。

汎用的な部分については、概ね標準機能として既に機能が実装済みなので、最初からある程度のレベルでは全部入りの状態を維持していて、カスタマイズしなくても十分に高機能と言える状態ではあると思います。

WordPress5.0で実装されたブロックエディタという側面でも、a-blog cms は、かなり前からブロックエディタを取り入れてはいますし、もうすでに時代遅れのWysiwygとは違った使用感を感じることができる点も非常に好印象でした。長く開発されている分ブロックエディタとしての機能は充実していますね。トレンドにも乗っかっているし、随時機能追加の速度は緩めないという意味からも十分選択肢には入ってくるのではないかという感じは受けました。

個人的にはPHPやJavaScriptなどのプログラミング言語が扱えれば何でも自由自在にカスタマイズできるじゃんって思う部分もあるのですが、そこまで技術力に自信がないわって方にとっては強力な選択肢になるのではないかと感じています。技術的障壁を取り払って敷居を下げるという部分については、いつの時代も価値があるのだろうなぁと感じています。

ざっくりと全体的に今日感じた a-blog の世界というところはそんなところです。

アワードの発表が興味深かった

アワードの発表では、何とiPad Pro, iPad Mini, 50inch の超大型ディスプレイ,  Surface Go と豪華賞品が受賞者に送られていました。

アワードでは上記4つの賞品に合わせて4つの賞が準備されていたのですが、その中で広島のメディア企業さんの話が非常に興味深かったのでこちらにも書いておきたいと思います。

その対象のサイトは以下の「ペコマガ」というサイトです。

ペコマガ

https://pecomag.jp/

こちらのサイト何と月間のUU(ユニークユーザー)数が10万と素晴らしいメディアとして成長していて、成長の過程を少しだけお話されていたのですが、その中でも本人がひっきりなしに言われるのは「地道な作業ですよ」ということです。

現状「広島 ランチ」のキーワードにおいて「食べログ」などの大手サイトを差し置いて1位のポジションを獲得しているわけですが、このようなビッグキーワードで1位を獲得出来たタイミングで一気にアクセス数が伸びたということを言われていました。そのアクセス数の伸びのグラフも見せて頂いたのですが、確かにポジションをゲットした瞬間にぐっと伸びていることも確認できて非常に納得がいったわけです。

SEO的に伸ばすためには超ビッグワードでポジションを取らなければ伸びないし、超ビッグワードの席は少なく、少数の上位によって独占されている状態にあるという現実を再確認できました。これはSEOメディアとして三重で一発やってやろうかという気持ちが再燃しているわけですが、やりたいことが多すぎて全部手が出ないところが非常に心苦しくつらい部分でもあります。

個人的には「四日市 ウェブデザイン」のキーワードで indeed を抜いて1位を獲得してから久しいですが、「市」レベルではまだまだダメですね。最低限県のレベルでポジションが取れるとだいぶん違うということがわかってきています。僕と一緒になって頑張ってくれる方がいるととても嬉しいです。三重から色々と1番目指して一緒に頑張りたいってベンチャースピリッツを持たれている方いたらぜひ。

もう一つ興味深かったのはブラックハットSEO的な側面が強いというお話でした。超大手のドメインからの被リンクを獲得するための工夫を色々とされていて、評価を大幅に上げているのではないかということを言われていましたので、今現代においても被リンクによる評価向上施策というのはかなり効果適面なのではないかと思えますね。

1日目が終わった段階で2日目への期待

明日は、午前中の山本さんの初心者向けの講義で、山本さんにWordPressとの決定的な差別化要素について伺おうと思っているのでそちらをメモしてこようと思います。確かに僕がa-blogのオーナーをやっていたとするならば、いかにしてWordPressに勝つかということを考えるかと思いますが、常日頃からa-blogのオーナーとしてのCMS開発者としての戦略に触れられるのは非常に楽しみでもあります。

2日目に参加しての感想

a-blog cms の初心者向け講習に参加

2日目は午前中だけの参加だったのですが、午前中はApplepple代表の山本さんの初心者向けの講義を受けてきました。

非常によくできたブロックエディタ

広義の内容は単純明確で非常にわかりやすく順を追って機能を一つずつ分解しながらの解説でした。私としてはWordPressに置き換えるとどのような機能なのかなぁと考えながらお伺いしていたのですが、結論から言えばWordPressでできることはほぼ実現できると考えて問題なさそうです。ブロックエディタとしての機能性にも長年にわたって十分に開発がされているところからするとWordPressのGutenberg以上に現状においてはブロックエディタにおける使用感は上かもしれません。

現状Gutenbergにおけるカスタムブロックのプラグインとしては、国内においてはSnow Monkey Blocksがディファクトスタンダードを取りつつあるのかなぁという感じもしていますが、そちらはまだ利用したことがないので今度の案件で使ってみようと思っていますので、本格的な比較はそれからですね。

カスタムフィールドも自由自在

カスタムフィールドはWordPressと同じく基本的な機能面においては全く同じような用途で利用することができます。post_meta, term_meta, option といった各レベルごとのメタ情報もa-blogにおいてもそれぞれ別の概念として管理されているようです。

だけど機能面におけるカスタマイザビリティはACF(Advanced Custom Field)の方が上かな。直感的に管理画面上からの操作性や機能性においてはWordPressの方が基本的には高機能ですが、a-blogの特徴としてはhtmlを書くことで機能を拡張できるというところが強みなので、管理画面内で完結せずにテキストエディタで編集する範囲も含めて考えた場合にはa-blogの方が手っ取り早く、そして何よりも柔軟に機能を改修することができるように感じました。

テキストエディタでの編集になれている制作者にとっては、管理画面上だけで動くもっさりとしたエディタよりも、テキストエディタ上で編集ができた方がサクサク編集できてストレスは幾分少ないように感じます。

午前中の範囲だとa-blogの機能である子ブログを作成したりルールを編集するといった講習の中級編の部分までは教えて頂けなかったのですが、上記の通り基本的な機能においてはWordPressと遜色なく利用できるようなCMSとして非常に完成度の高いものだなぁと感じることが出来ました。

WordPressと比較した場合の a-blog cms の強み

a-blog式のプロトタイピングで制作フローを組み替えてみる

a-blog cms は最初から4つのテーマが内蔵されていて、最初からある程度テーマの形で完成しています。お客様にヒアリングを行いながらでも、それらの基本機能を用いてサクッと迅速なスピードでサイトの構造の部分を構築してしまうことが可能です。a-blogにおける強みとして情報の編集をフロントのエディタで行う(実際のページを直接編集するような形で変更できる)ため、編集した内容がそのままサイトの見た目に反映されるという入力データとサイトの見た目における一貫性が担保されています。

これがWordPressの場合には入力画面の見た目や入力感と実際のサイトの見た目が完全に別物として切り離されているためどちらもそれぞれ設計や設定・構築が必要なケースが多いのですが、a-blog cms においてはその必要がなく、入力情報がそのままサイトの見た目になるという良さがあります。

これはプロトタイプを作って、実際にそのままユーザーがサイトに入力する情報を変更しながらサイトの見た目をそのまま確認しながら変更を継続できるという良さにつながっており、管理画面の設計ミスがあって手戻りが発生するということに早く気が付けるため、迅速に修正の回転を回しながらサイトを改修していくことができ、早い段階で管理画面の使用感を高めることが可能になります。

確かにこの発想は素晴らしいと思ったので、WordPressで制作するサイトにおいても同様に言えるなぁと感じてはいました。確かにユーザーに先に管理画面を渡してしまって入力の使用感を試してもらうという工程をできる限り前倒しにするメリットは多そうです。山本さんからの制作上のこのアイデアはいただきですね。さすがです!

テンプレートファイルがHTML形式であるということ

従来の制作フローに立ち返った場合にデザインを起こしてhtmlコーディングをしてCMSを組み込むという3工程に分けたとします。

  1. デザイン
  2. htmlコーディング
  3. CMS組み込み

2工程目のhtmlコーディングによって出来上がったhtmlファイルすべてを a-blog cms のテーマフォルダに放り込むことによって a-blog cms のテーマファイルとして認識させることができます。これがWordPressの場合には、テンプレートファイルとして認識させるためには以下のような手間が発生します。

  • パスを書き換える関数に置換する必要がある。
  • 拡張子をphpに変換し、ヘッダーとフッターをテンプレートに置き換える必要がある。

a-blogの場合にはパスを / (スラッシュ)から始まるパスで記述しておくことによって必要なパスをCMS側が自動変換してくれます。

拡張子もhtmlのままで問題なく、ヘッダーとフッターをテンプレートファイルとして書き換える必要性などもありません。これはhtmlファイルをコーダーが作成したファイルをそのままa-blog cms のテーマフォルダに設置すれば問題なく動くという状況です。組み込みの手間が非常に少なく設計されているのがわかるかと思います。

また、上記のhtmlファイルから一部分だけをお知らせのループを入れたい!となった場合には、その部分を扱うモジュールと呼ばれるものを作成して、読み込むことで再利用可能な部品としてすべての管理下のhtmlファイルで扱うことが可能になります。必要なモジュールを作成し、必要な部分で読み込むだけで完成です。無駄が一切ありません。

何度も書きますが、htmlのコーディングデータからCMSを組み込むまでに必要な手数が極力少なくなるようなエンジニアにやさしい設計になっているのがポイントです。

優しいのはエンジニアだけじゃなくデザイナーを意識している

上記ではエンジニアにやさしいと書きましたが、基本的にはhtmlだけ理解できれば利用できるというコンセプトで作られているため確かにPHPなどのプログラミング言語を覚える必要はありません。ただ考え方を変えてみるとhtmlの構文を拡張したa-blog cms ならではのプログラミング言語が作られているという考え方もできるため物は考えようだと思います。結局は条件分岐やループ制御といったプログラミング言語における制御構造といったものを理解して使う必要があると思いますので、プログラミング言語は必要ありませんが、プログラミング言語ライクな頭の使い方と理解は必要という考え方ができるかと思います。

それでも、拡張されているのはCMSを組むうえで必要な部分だけなので、PHPなどのプログラミング言語を1から全部を学ぼうと思った時に学ばなければならない量が膨大なのに比べれば幾分学習コストは低いと言えるでしょう。その分デザイナーにやさしいと考えることは十分にできます。

まとめ

a-blog cms の基本的な使い方はなんとなく理解できましたし、基本的にWordPressでの制作経験を鑑みての経験値から重箱の隅をつつくような質問をしてみてもきちんと問題なく標準機能として機能実装されているという状況も十分に確認できました。この時点で既にWordPressと同等の立ち位置に立っていると言えると思いますが、それ以上に制作上コーダーにやさしい作り方になっているcmsであるということが分かったので、うまく使うことによって制作工数は確実に削減できるといえると思いました。

今現状で十分に使ってみたい気持ちは満開です。この先、実際に案件化したときには実際に構築経験を積みながら深い部分を理解していくことになるとは思いますが、今日教えて頂いた範囲においては特に問題なく利用できるであろうと今現状では感じています。

惜しかったのが午後の中級レベルの講義を聴けなかったのが非常に残念でしたが、あとは実案件を通して使うことで理解していく以外ないかなぁというところで落ち着いていますので、実際に案件化したときには楽しみながらも、もがいてみようかと思いました。

以上、a-blog cms Training Camp 2019 Spring に参加してみての感想です。

皆さんもぜひ一度 a-blog cms に触れてみてください。純国産の cms の良さを感じられる良い機会になるかもしれません。

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