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コンテンツSEOの基本|Googleの検索品質評価ガイドライン

YAMAGUCHI Shin

「最近SEO頑張ってるんですよ~」なんて自信満々に話してたら「僕はぶっちゃけSEO対策なんて、殆ど考えてませんよ。お客さんのお客さんにとっての良いサイトを作ることしか考えてません。」と三重県の特定領域でもっともSEOの実績ある方に言われてしまいました。ほんと僕はテクニックがいつも先行してしまいますので一番大切な本質みたなところを忘れていないつもりでもボンヤリしてしまうことが多いように思います。

今日はそんな「ユーザーにとって、もっとも価値があるもの(コンテンツ)を提供すること」=「コンテンツSEO」というSEOの本質の部分を占めている検索品質評価ガイドラインについてみていくことにしましょう。

Googleの検索品質評価ガイドライン(General Guidelines)

Googleが検索エンジンの順位を操作するときに基準とする考え方がガイドラインとして決められており、検索品質評価ガイドラインというものがあるそうです。

General Guidelines の原版はこちらです。

https://static.googleusercontent.com/media/www.google.com/en//insidesearch/howsearchworks/assets/searchqualityevaluatorguidelines.pdf

このガイドラインには以下の3つの項目があります。

  1. Page Quality評価ガイドライン
  2. モバイルユーザーのニーズ理解
  3. Needs Met 評価ガイドライン

Page Quality 評価ガイドライン

Page Quality 評価ガイドラインとは対象のページが良いものかどうかを判断するための基準となります。もう少し具体的に見ていくと「特定の情報が抜け落ちていないかどうか」とか「誰が書いたか」とか様々な基準があり相互作用し合って品質の評価が決まるようです。Page Quality評価の重要な評価基準は以下の5点くらいに集約できます。

  • E・A・T(専門知識/権威/信頼性)
  • メインコンテンツの質と量
  • 情報の責任をだれが持っているか
  • サイトの評判
  • YMYL(Your Money Your Life)

E・A・T(専門知識/権威/信頼性)

Ecpertise(専門知識)

専門性とは、経営コンサルタントやプログラマーなど、専門知識を持った人材であることを指しています。例えば「プログラマ歴10年の私が語るプログラミングノウハウ」と「小学1年生のうちの娘が語るプログラミングノウハウ」では圧倒的に私の方が専門性があると判断されることでしょう。その領域に対する知見や経験、資格などの保有など総合して専門性があるとGoogleに判断されることによって検索順位が向上すると考えることができそうです。

Authoritativeness(権威)

権威については、Googleはウェブ上のリンクから権威があるかどうかを判断すると言われています。SEOに関するイベントに何度も登壇している方がいるとすればおそらくSEOの権威であるという評価ですね。

Trustworhiness(信頼性)

信頼性とは「信じても良い」「お金を払っても良い」と素直に思えるかどうかです。人をだますようなサイトは「信頼性がない」と言えます。

専門性にしても、信頼性や権威にしても、これらを一瞬で手に入れることは不可能です。継続的に専門性をGoogleに対して示す必要があるため専門的な内容のページを継続的に作成し続ける必要などがあると言えるでしょう。

メインコンテンツの質と量

ユーザーにとって有益な情報のことを「質」の高いコンテンツと言えそうです。そして、それら有益な質の良い情報が多い場合に「量」が多いと言えそうです。

例えばユーザーが購買を判断するECサイト(ネットショップ)の場合には、ユーザーが購入するかしないかの判断を行うために十分な情報や品質のよい写真が表示されていることによって質が高いコンテンツが準備されていると考えることができるでしょう。量に関しては、文章量が多いか少ないかは問題ではなく、ユーザーにとって有益な情報が多いか少ないかによって判断されることになります。すなわち、ユーザーにとって有益な情報をたくさん提供できているページの評価が高くなると考えてよいでしょう。

情報の責任を誰が持っているか

例えば私のこのブログであれば、私が書いているということが本文の下の著者欄を見ればわかると思います。このように文責が誰にあるかが明示されていることも一つ重要な要素になると言えそうです。誰が書いているかわからないブログの情報をうのみにすることはおそらくなく、それが仮に著名な大学の教授が書いているとわかった瞬間にアカデミックな価値が一気に高まるような感覚と似ているかと思います。

したがって、ページの評価を上げるためには、著者をきちんと表示し、文責をしっかりと明示することが重要だと言えます。

サイトの評判

他社からウェブサイトの評価についての言及がある場合にウェブサイトの評価にも影響を及ぼすということが言えます。周囲からの良い評価をたくさん受けているサイトについては、検索順位の向上が見込め、逆に悪い評価を受けているサイトについては検索順位が低くなる傾向があると言えそうです。極端な話をすれば、詐欺などユーザーにとって被害を及ぼすサイトなどの場合には、検索順位が低くなる傾向にあると言えそうです。

したがって、ユーザーからの良い評価を獲得することがサイトの評価を高めることにもつながると言えます。萎縮する必要はありませんが、悪い評価が付かないような配慮も必要です。

YMYL(Your Money Your Life)

お金や生活に直結するテーマがコンテンツの主要な部分を占めている場合には、よりPage Quality を重要視するという基準があります。例えば健康を維持できなければ生活ができないので「医療」はYMYLに含まれますが、その他のテーマと比べてより品質の高いコンテンツを作成できない場合には検索順位が落ちるといった影響がありそうです。近年のガイドラインのアップデートによってキュレーションメディアが死滅したことなどをはじめとして、ユーザーの生活に関して不利益を被る可能性のあるコンテンツを撲滅しようとする動きは過去も現在も、そして未来も続いていくものと思われます。

モバイルユーザーニーズの理解

近年モバイルユーザーの増加によってユーザーのニーズがどのように変化してきているかということを研究した領域となっています。従来のパソコンユーザーだけではなくモバイルユーザーの特性を理解することで、現状全体の半数か半数以上を占めているモバイルユーザーにとってどのような利便性があるのかについて考える必要性がありそうです。

また、MFI(モバイルファーストインデックス)が導入されてよりモバイルが重要視される時代になってきましたが、モバイルの検索結果とPCでの検索結果が異なることから、最後の大項目である Needs Met 評価にも影響を与えていると考えることができます。

検索クエリの種類

検索クエリとはユーザーが検索エンジンで検索するキーワードの組わせのことを指しています。例えば「ウェブデザイン 四日市」などのキーワードのセットのことを検索クエリと言います。検索クエリは次の4つの種類に分類することができます。

  • Knowクリエ
  • Doクエリ
  • Websiteクエリ
  • Locationクエリ
Knowクエリ

上記で挙げた「ウェブデザイン 四日市」は四日市のウェブデザイン制作会社を探すときに検索するキーワードに当たりますが、「何かの情報を知りたい」という目的で利用される場合のクリエのことを Knowクエリと言います。Knowクエリが検索エンジン全体の8割を占めているとも言われており、Knowクエリに対して対策することによって大きな検索ボリュームをつかむことができるでしょう。

Doクエリ

Doクエリとは何かしらの行動につながるクエリのことを指します。例えば「WordPress ダウンロード」等のキーワードがDoクエリに当たります。Doクエリは行動直結なので対策することによって成果に直接結びつけることが出来そうです。例えばお問い合わせであったり、商品の購入や資料のダウンロードなどに直接繋げていくことに最も近いクエリの種類ということになります。

Websiteクエリ

Websiteクエリとは「Amazon」のような特定のウェブサイトを訪問したいという意思が明確に判断できるクエリのことを指しています。地域の中小企業さんウェブサイトをお作りしたときに企業名で検索するあれがWebsiteクエリです。ちなみに「FLARES」で検索すると上位3つは辞書サイトでの「FLARE」の検索結果となって、4位がようやく弊社になります。これはKnowクエリとしての「FLARE」を求めている方のボリュームの方が弊社を求めている方の方が多いのでとりあえず辞書のサイトを出しておこうかみたいなノリだと思うのですが、太陽やカメラレンズの「FLARE」を辞書で引くよりも弊社の方が役に立つということをGoogleにご納得いただくのはかなり敷居が高そうですね。

Locationクエリ

Locationクエリとは今いる現在地と絡めた検索結果を表示することを指しています。例えば車で出かけた外出先で「近くのガソリンスタンド」と検索すると周囲のガソリンスタンドを検索してくれるようなクエリのことを指しています。Googleは主にデバイスの位置をGPSによって把握していると言われていますのでスマホから位置情報をGoogleに送らない設定にしていると意図した結果が返ってこない可能性もありますね。

Needs Met 評価ガイドライン

Needs Met評価とは、平たく説明するとユーザーニーズとコンテンツのマッチ具合、すなわち検索されたコンテンツがユーザーのニーズにマッチしてるかどうかを評価するための基準となります。ユーザーが意図するコンテンツを検索上位に表示することによってユーザーの期待を満たすことが検索エンジンの役割であるという考え方に則ると当然といえば当然なのですが、検索エンジンの利用ユーザーにとって一番有益な情報を提供できるように常に検索のアルゴリズムを調整しているということが言えそうです。

モバイルにおけるデザイン崩れ

MFI(モバイルファーストインデックス)が導入されいてしまったのでモバイルにおける評価が重要ということは言うまでもありませんが、レスポンシブデザインに対応していなかったり、モバイルからの閲覧時にデザインが崩れる場合などにも検索順位は大きく下がる可能性があると言えそうです。したがって、モバイル対応は今後のウェブサイト制作において必須と考えられますので予算の関係でモバイルページを絞ることは行わない方が良いと思います。お客様を説得しモバイル対応のページを作成すべきです。

エラーページのNeeds Mets

全く何も表示がされないエラーページとトップページへのリンクなどが表示されたエラーページの違いにおいても、前者には全く無評価なのに対して、後者には多少は役に立つという評価になるようです。したがって、404ページもきちんと作りこむことによってSEO効果があると言えそうです。

検索アルゴリズムを調整するのはGoogleの中の人間

これも当然といえば当然かもしれないのですが、検索アルゴリズムを調整し続けているのはGoogleという会社の中で働いている検索エンジンのアルゴリズムの調整担当の方です。ユーザーが意図している情報が検索上位に表示されているかどうかを分析して、意図していない情報が検索上位に挙がっていると判断すればアルゴリズムに調整を入れることによって、より検索順位をユーザーの意図に一致するように日々調整を続けていると言えるでしょう。

参考

【保存版】Google検索品質評価ガイドラインの完全日本語翻訳 SEO担当者必見(2015年11月版)

【保存版】Google検索品質評価ガイドラインの完全日本語翻訳 SEO担当者必見(2015年11月版)

品質評価ガイドラインの日本語訳をまとめて頂いている方がいらっしゃるのでそちらを参考にされるとよろしいかと思います。ただし、情報が2016年のものなので3年の月日が流れているため少し古くなっている可能性がある点には注意してください。

なお、参考に上げたページを読んだ瞬間、僕もこんな文章書きたいなぁと気持ちが沸き上がってきました。学生時代には自分で理論を打ち立てて遊ぶということを十分にできなかった(能力がなかった)ので、ようやく少しはまともに考えられるようになってきたのでビシっと書籍でも書きたいところですね。世の中の既出の情報をまとめるだけでも価値はあるとは思いますが、どちらかといえば独自の理論を打ち立てたりする方が楽しそうではあります。アカデミックな世界は本当楽しそうです。脱線してすみません。

まとめ

ホントにGoogleが樹立してるユーザーニーズ(欲求)に関する学問は非常に興味深い領域ですね。ユーザーニーズとAIなどが掛け合わさる学問領域はどれだけでも時間を投資できます。

Googleの品質評価ガイドラインについてはユーザーのニーズを満たしていく上や、検索エンジンを知るということに関しては重要な項目になってきますので、プロのウェブデザイナーとして一度熟読することをお勧めします。デザインを行う上で検索エンジンのことを頭の片隅に置いておくことによって取りこぼしをなくし、自然検索経由でより多くの方にアプローチするために有益なデザインを作ることにつながると思います。

デザイナーやエンジニアであっても、Googleの考えに寄り添うことは現代のウェブにおいては一つ重要だと言えるのではないでしょうか。SEOをはじめとしてマーケティングの知識はウェブを制作する人全員が知っているべき知識だと個人的には考えています。特に小規模企業においては、各領域のスペシャリストが欠如している場合も少なくないと思いますので、一人の担当領域がより幅広くなることは避けようがありません。

今日は品質評価ガイドラインの内容について簡単にまとめてみたので、次回以降ユーザーニーズを把握してコンテンツに落とし込むステップの解説もどこかでしてみたいと思います。

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非常に良くまとまっていて現代のSEOについて全体的にざっくり把握するためにはとても参考になる書籍です。ざっくりとは言いましたが、内容は非常に深いので満足感はかなりあります。また、非エンジニアの方など、技術に精通していない方にとっては少し荷が重い書籍になるかもしれませんのでその点だけご注意ください。素晴らしく参考になる良書です。

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