投稿日:2019年7月4日
“教えない”コンサルタント養成塾プレセミナー in 名古屋 に参加して
本日は久しぶりにガチガチにスケジュールを引いて忙しく過ごした一日でした。午前7時に起床してからは、9時から打ち合わせ、11時から打ち合わせ、14時からセミナーに参加して、18時から合唱団、23時からミーティングという流れで、今ブログを書いています。
それで今日の午後のセミナーなのですが、名古屋でマーケティングコンサルタントをされている栃本さんにお誘いをいただいた「”教えない”コンサルタント養成塾プレセミナー in 名古屋」に参加してきました。参加費は5000円と安くもなく高くもない金額でしたが、5000円分の対価は色々得ることができたと感じているので結論として参加できて非常に満足しています。
それでは、本日のセミナーの講師の紹介や本日の感想を書いてみたいと思います。
講師 起業家コンサルタント中村 仁さん
講師の中村さんは、過去に広告代理店にてライティングや広告運用などをご経験されて独立されたようで、マーケティングのエッセンスを用いながら企業のコンサルタントや、コンサルタントになりたい方の育成などを手掛けている方です。
起業家コンサルタント中村仁オフィシャルサイト Brave Entrepreneur
http://www.braveentrepreneur.jp/
“教えない”コンサルタント養成塾プレセミナー in 名古屋
本日のセミナーは中村さんがコンサルタント養成のメソッドとして提唱されている”教えない”コンサルタント養成塾の説明会でした。
中村さんのコンサルタント育成の実績や自己紹介、コンサルティングメソッドの一部を動画などを交えてご紹介されておりまして、教えないコンサルタント養成塾のエッセンスを一通りご説明いただける内容であったように思います。セミナーの中で特に印象に残った内容は以下の通りです。
お金を稼ぐことに対する罪悪感の克服
私はお金を稼ぐことに対して罪悪感を持っています。思考の流れはこんな感じです。
「私の利益が少なくなればお客様の利益が当然増える、だから安く売ろう」
上記の結果、私自身のモチベーションが減少し、仕事の結果が安かろう悪かろうに流れ、お客様も私自身も不幸になるという負の循環の中で仕事をすることが多いように思います。その言い訳として「三重県は単価が安いから」ということをすぐにこぼしがちです。
ただ、この考え方を持っている限り、絶対にお金を儲けることができません。お金を儲けることが出来なければ従業員の経済面を豊かにしていくことができないので、結果的に身内全体の経済面に悪い影響を与えがちです。私が個人で営業している範囲であれば、家族を道連れにするだけで済みますが、家族以外の他者を巻き込むとなると話は変わります。
現在三重と名古屋を拠点としたコーディングエージェンシーの設立を検討していて、名古屋のコーダーさんや一緒に仕事をしていく想定の学生さんたちの利益を増やしていくことを考えると、必然的に会社の利益額を増やす必要があるでしょう。そうすると、お金を稼ぐことに対する恐怖を克服しておく必要があります。
「お金を稼ぐことに対する罪悪感」というキーワードが今日のセミナーにでてきたのですが、この言葉を目にした瞬間にピンときました。私の事業の悪循環の根本原因がここであるということがわかれば話が早い。マインドセットという言葉を利用していましたが、要するにマインドセットとは、何か行動を起こすうえで必要な考え方のことなのですが、行動を抑制する原因となる考え方をいかにして除去するかが重要であると中村さんがおっしゃられておりましたね。
商品を高く販売することに関するマインドセットについての書籍を早速探してみましたがなかなか見つかりませんでした。金融に関する書籍とも少し違うと感じたので、営業に関する書籍を少しばかり読んでみることにして、まずはマンガでわかり易い書籍を探していると以下の書籍を見つけたので早速注文をしました。
マンガ 営業力100本ノック
結局のところ、適正な価格よりも安く受注してしまう現状を克服しない限りは、状況が改善しないので、まずは全力で状況の改善に努めたいと思います。
コンサルタントのよくある商品構成
コンサルタントのよくある商品構成について説明されていたので少しまとめてみました。大まかな流れは以下の通りです。
- 単発セミナー
- 高額セミナー
- 顧問契約(個別)
- 塾(集団)
上にあるものの方が取り組みやすく、下にくるにしたがって利益が増えていく仕組みになっています。よくある営業戦略としては、フロント商品となる単発セミナーで高額セミナー商品を訴求し、高額セミナー商品を通して顧客を育成した結果として顧問契約に結び付けていく形のようです。最終的にはコンサルタント1人で複数人を相手にする塾形式まで持っていくことができれば稼働時間当たりの利益額は大きく膨らんでいく結果になりそうですね。
FLARESにおけるセミナー・勉強会の事業
FLARESとして私自身も勉強会の事業を始めていきますが、私の専門領域はウェブ/ITですのでそちらで勝負したいとは考えてはいますが、趣味の範囲で運営するものとビジネスとして利益確保を目的としてやっていくものを完全に分けて実施していきたいと考えています。エンジニアとして趣味の勉強会も継続はしていきますし、地域の中小企業向けにローカライズしたウェブ集客セミナーなども実施していく想定にしています。
まずは第1回目のセミナーはこちらにさっそく企画してみましたので、四日市市周辺にお住まいの方がいらっしゃいましたらご参加いただけると幸いです。
第1回 WEB SQUARE MIE |WordPressのECプラグイン「WooCommerce」のソースを読む調査会 Vol.1
https://www.meetup.com/ja-JP/WEB-MARKETERS-DEVELOPPERS-SQUARE-MIE/events/262871851/
本セミナーにインスピレーションを受けてイメージしたこと
まぁ、結局のところ本セミナーも中村さんにとってのフロント商品の位置付けなのですが、上記の通り営業に関する書籍を購入するということを決めることが出来ましたし、勉強会の主催についても決断することができましたので得るものはありました。
本セミナーから帰ってきてからすぐは合唱団の指導だったのですが、その後Twitterにばらばらとつぶやきながら色々と考えていると以下のようなインスピレーションが浮かんできたので本セミナーの影響を受けてのことだということで少しだけまとめてみたいと思います。
マインドセットと行動して結果を残し正当性を確保すること
中村さんがおっしゃられていたのは、結局のところコンサルタントという立場上人に何かを指導するわけなのですが、指導と言ってもアドバイス型の指導よりも教えない自立型のコンサルティングを実施したほうが効果は高いとのことでしたね。答えはお客様が持っているという前提のもと、質問を基にしてお客様自信で考えて答えを導き出していくプロセスが大切ということでした。
ただし、そこに至る上で絶対に必要なことは、まずは自分自身で行動し、成果を出すという工程を抜きにしてはお客様を納得させることなど絶対に不可能ということでした。「正当性」という言葉を使われていましたが、お客様にコンサルタント側からの発言の正当性を信じて頂くためには、自分自身で結果を出して高い解像度で語れる必要があるとのことです。
個人起業家にとって最も合理的かつ効率的な戦略は「我武者羅」である
上記などを起点として悶々と考えていたら「我武者羅」であることが最も効率が良いということに気が付きましたね。「戦略が…」「マーケティングが…」と考えていても結局のところ全く価値を生みませんので、とにかく頭を回転させ、手を動かし、行動することを常に継続していく必要性が大切なのではないかと感じました。
ただし「我武者羅」が通用するのは主に独身の時の身であって、家庭を持ったりすると就労条件は著しく制限される場合が少なくありません。子供を産んでお母さんになった方などを見ていると、そういった状況は著しいので、そこで初めて戦略的に稼ぐということを実現する必要があるのではないかと感じました。
まぁただ、はっきりお伝えすると独身男性の場合には、色々考える暇があったらとにかく大量の本を読んだり、大量に仕事をさばいたりしながら、お金のストックを増やしていったり、事業を拡大するための道を歩みながら「我武者羅」に夢中になるのが最も効率が良いです。
我武者羅に関するコンサルティングマジックワード
ここで今日私が導き出したマジックワードはこちらです。
「我武者羅にやれないのに成果出したいって非常に非効率なんだけど、わざわざそんな非効率な方法を選ぶ理由がわからない」
これマジックワードだな。
さっさと我武者羅にやって成長して次行こうぜってのが多分正解だ。
— 山口 真/FLARES/歌うグロースハッカー (@shinroh) July 4, 2019
上記はおそらく多くの場合に正しいので、我武者羅に成果を出してお金を貯めるなり経験を貯めるなりしたら早々に次にステップに移行したらいいんじゃないのかなと思います。我武者羅が実現できない状況の場合には、ライフスタイルに合った戦略が必要になるため、頭を少しだけ捻る必要があるかもしれませんが、何事に対しても、まずは我武者羅に頑張りましょう。行動して結果を出せば、視界が開けるので次のステップに移行していけます。
私は2017年7月に独立してから2018年10月頃に体調を崩すまではあまり大きく変化はありませんでしたが、2018年11月からブログの執筆を始めて半年で一定の成果を出し、2019年7月現在においては、人を雇いチームをマネジメントしながら仕事をするというところに至ることが出来ました。
上記でも書きましたが、高単価の取り方がわからないので安かろう悪かろうの仕事になってお客様を納得させられないケースも多かったのですが、今現在はガラッと体制を変えることによって改善を図ろうとしています。お客様の不満につながるのはよくないことですが、将来につながらない活動を延々と繰り返しても成長はありません。私はこの半年のブログ継続によってあっと言う間に次のステップに移行できていますので、出来ない理由を並べるよりも、何とか突き抜けて我武者羅にやり切る方法を考えたほうが有意義ですね。行動を制限する思考のボトルネックを発見し、早々に心のブレーキを外すことが求められていますし、行動できる人のそういった考え方を総称してマインドセットを呼びますので、行動できる人のマインドセットを早々に手に入れることを推奨します。
まとめ
今日感じたことは概ねこんなところです。中村さんのように年商1000万円を超えるコンサルタントの方のご意見を伺うことができて、非常に様々なインスピレーションを受けて帰ってきましたし、そこから色々と考えた結果、出すべき答えは明確になりました。
制作の事業を安定させるという目線においては、圧倒的に今必要なのは「営業」に関する勉強です。「お金を稼ぐことが怖い」「お金を稼ぐことに対して罪悪感がある」と言った意味の分からない状況が自分自身の心を支配している限り、私が支えている家庭を経済的に豊かにしていくことは到底かないませんし、私に寄り添ってくれる仕事仲間にとっても経済面での利益を大きくしてくことは難しいと感じています。
ここで営業について詰めて学び、考え方をブラッシュアップすることで営業に磨きをかけることができて、お客様により大きな価値を提供できるようになったり、自社にとっての利益も同時並行的に大きくしていくことができれば、将来の成長にとってこれ以上のプラスはないと感じています。したがって、7月中は営業に関する学習を行い、営業と単価に関する考え方のブラッシュアップを進めます。
今期のペースだとおそらく売り上げ金額は1000万円程度に至るかと思いますが、粗利ベースでは600万円程度に落ち着きそうです。まだまだ稼げていませんので、もっともっとブラッシュアップが必要ですね。
金額だけを見れば、「お客様に高額商品を売りつける」と言った感覚が自分の罪悪感につながってはいますが、お客様の利益追求の結果「絶対にこれだけの投資が必要です」と言い切れるような気持ちの持ち方を学びたいと思います。そういう意味で、私はまだまだ独りよがりな側面が多いようです。もっともっと学ぶべきことが多いことを再認識が出来ましたので、早速明日から実践できることから実践を重ねていこうと思います。
今回本セミナーにお誘いいただいたマーケティングエッセンシャルズの栃本さんには感謝をしつつ、本投稿を締めたいと思います。以前参加した栃本さん主催の交流会についての記事をご紹介させていただきますので以下の記事もよかったら読んでみてくださいね。
https://flares.jp/digimag/designer-la-sponsored-by-the-web-copywriting-association/
栃本さんは尊敬できる方なので、よろしければみなさんもぜひ一度会ってみてくださいね。