投稿日:2019年3月30日
学校教育に対する考え方|情報技術に関する教育を考える
約10日ぶりの投稿になります。
3月は前半にブログを毎日書いていたら制作の仕事がたまりすぎて後半約10日間はブログを書くことができませんでした。まだまだ完全に労働集約型の売上がないと生活ができない私なのですが、そんな現状はいつ打破できるのだろうかと疑問を抱きながら頑張って今後もブログを綴っていきたいと思います。
ブログを書く時間が取れない間Twitterにつぶやくことを通して考えを整理することを続けてきましたので、ここ10日間考えてきたことをまとめながらここ数日間の投稿は書いていきたいと考えています。
これまでの私の情報教育の関する考え方
さて、情報教育といってもまだ実際に事業化していないため完全に机上の空論であることをお許しください。そんな妄想の世界でこれから色々とどうしようかなぁということを日々仕事をしながら思考を巡らせているわけなのですが、ここ数日でこの先30年間展開していく予定の情報技術に関する教育の考え方が大きく変わってきました。
エンジニアは世の中にすごく少ないという現実
具体的にどのように変化したかといえば、変化前を見てみてると、常用処理技術者試験の学習サイトを作って自分と同じようなエンジニアを志す方々の助けになるためのサービスを作ろうと考えていたわけなのですが、より現実を見るということをちゃんとできるようになったかなぁとここ数日はそう感じています。
現実をちゃんと見るとはどういうことかといえば、現実には自分と同じようなエンジニアやエンジニアの卵が圧倒的に少ないと感じているという実感に素直になることにしました。エンジニアが少ない現状で、エンジニアの方に向けて情報技術の教育サービスを展開したところで非常に興味を持っていただける方々が少ないであろうということは容易に想像できます。
なおかつ現状どんどん地域からはエンジニアの影を感じなくなっていっているという現実もあるので、よりそれらのニーズがなくなっていくことも予想できると考えました。
エンジニアだけを見るのをやめました、
今はもう一歩手前を見ています
エンジニアに向けたサービスではなくエンジニアになりたい方を育てるサービスを作る
エンジニアの方々が少ないのであれば、その手前のエンジニアになりたい方々を育てるためのサービスを作る方が優先順位が高いと素直にそう感じたのです。私自身がお金を稼いで生活をしていくためという意味合いもありますし、市場を見てビジネスとして成功するためには顧客層となりえる層が少ないということが容易に想像できるようでは面白くないとも考えました。
だから、エンジニアを育てるのではなく、エンジニアになりたい層を育てるための仕組みを構築する必要があるのではないかと感じたのです。エンジニアになりたいという層はどこにいるかを考えると、自分のような社会に出てから1から勉強する層も一定量はいるとは思いますが、やはりもっと手前の段階にアプローチしていきたいと考えました。
すなわち学校教育の現場にまで踏み込むにはどうすればいいかを考えていくべきではないかと。
学校教育の現場における情報技術の教育を考える
現状での情報技術の教育はまだまだこれからといった印象が強いのですが、「情報」の授業が必修科目化されるという未来も見えてきたことですし、ここらでどうやったら学校に食い込んでいくことができるかについてもう少し真剣に考えてみたいとそう感じるようになりました。
未来の教育現場のカタチ
インプット学習の現代から未来におけるカタチ
今多くのスクールでも実際のスクーリングによるアウトプットを中心としての講義はもちろん今後も継続されていくとは思いますが、テキストを読んだりするためのインプットの部分においては今後は動画による講義が中心になっていくとは容易に想像ができます。
多くの専門学校などでは既に動画による講義が多く導入がされている事実もありますし、大手のスクールにおいてもみんなで教室に入ってみんなで動画を閲覧するといった講義が実際に行われている時代です。インプットの質を担保するという意味でも講師が直接教える必要性は減ってきているし、動画講義を上回るクオリティの授業ができなければ人が講義をする必要性は全くないと言ってもよいでしょう。それほど教育と動画の関連性においてクローズアップが進んでいる時代が来ていると考えています。
アウトプット学習の未来のカタチ
アウトプット学習においては動画だけでは不十分です、そこにフィットするものは何かを考えると私は「ゲーム」がその姿だと考えています。
私の子供も現在はマインクラフトというゲームをNintendo Switchで一生懸命プレイしていますが、放っておくと朝から晩までお腹もすかないような勢いでひたすらプレイを続けてしまします。それだけゲームという存在は子供にとって中毒性の高い存在だと感じています。
このゲームを学習の機会に取り入れることによって学習の品質を一定レベルにまで担保することが容易になることに加えて、ゲームは能動的にプレイする必要があるという特性上、アウトプットの学習に向いていますので動画を閲覧するだけではなくゲームを通してのめり込むようにアウトプットを続けることで子供の能力を飛躍的に高めることができるのではないかとそう考えているのです。
自社の事業の形を想像してみる
自社の学校向け情報教育事業の3本柱
自社の教育の事業の形を想像してみると次のような形になりました。
- インプット学習支援/学習動画制作
- アウトプット学習支援/学習ゲーム制作
- 学校現場における活用支援
必要なことをまとめてみると簡単に上記のことが必要であるということは整理できるのですが、これらのうち、インプット用の学習動画の制作などは今年中に着手をしてみる予定です。ビジネスモデルなども色々と想像はつくのですが、ここでは語りません。この部分に関しては他社の動きに合わせて自社の動きを最適化しようと考えているからです。
ただし、概ね価格的には無料の戦略を取る計画にしています。自社におけるビジネスモデルとしてはベネッセさんが展開するチャレンジや公文式などよりもコスパに優れていてなおかつ簡単に導入できる上学習効果が高いものを想定しています。このあたりのシェアをガッツリ奪えるようなサービス展開を目指しています。
このあたりはコンテンツ制作の腕の見せ所だと思っていますが、自社のあまりにも小さな会社組織のサイズというメリットならではのビジネス展開をしていこうと考えています。優れていなければ淘汰されるだけですが、色々と試してみたい気持ちは非常に強いですね。そういう意味ではあまり幅を広げることはせず、とりあえずできるところから少しずつ展開していく予定です。
過去に勤めていた会社の幼児教育サービスに関する事業の失敗経験から学ぶ
過去に私が勤めていた会社では幼児教育向けの学習動画のサービスを海外から輸入してきて国内向けにローカライズして展開するといったビジネス展開をしていましたが、その時のビジネスモデルは月額課金制でした。なおかつコンテンツもオリジナルではなく完全輸入であったので自由が利かなかったようです。自社のサービスサイトにおけるユーザーを集めようとしたところかなり苦戦したという経験もしていたようですし、結局は大手通信キャリアの幼児教育向けサービスのモールのようなところにリベニューシェアのような形でコンテンツを支給する形で収益を得ていたようです。
ただ、そのサービスは結局数年続けたところであっという間に閉鎖していしまいましたね。私はそのサービスが閉鎖されたタイミングではその会社を辞めていたので詳しい理由を伺うことは出来なかったのですが、うまくいかない理由が何かあったのでしょう。そういった失敗経験の二の舞にならないようなビジネスモデルを考えないといけないし、もっと小規模企業ならではの独自性のあるコンテンツ制作を発揮する必要性などを感じています。
まとめ
これまでに立ち上げようとしていた情報処理技術者試験の学習サービスは現状維持で自分のようなエンジニア向けのサービスとしてFLARESブランドで立ち上げていく予定にはしています。このサービスのユーザーは私そのものです。私が過去に困っていた困り感を解決してあげられるサービスとして成長すればいいとそう感じています。
それとは別に、もっと学校教育現場や地域の中小企業の現場など、そこで働く方々と同じ目線でのサービス展開を目指すための別ブランドをもう一つ立ち上げようと最近は考え始めました。やはりFLARESの現状のブランドイメージで半年ほど継続してみた結果、そのようなサービスを求めているお客様が非常に少ないと感じるようになったからです。
生活していくためには市場に自社を合わせていくということも必要ではありますが、自分自身のアイデンティティを失わないようにするためにFLARESブランドは現状維持で残したまま、私の別の顔を前面に押し出したブランドを作っていこうと考えています。
私が尊敬している「H2Oスペース」や「ともすた」のたにぐちまことさんが2ブランド展開しているのとおそらくかなり理由は似通っているのではないかと感じています。たにぐちさんは色々と自分の行く先を進んでいっていただけるのでこの先も常にウォッチを続けてビジネスにおけるすべてを参考にしたいと考えています。私はそれほど私はたにぐちさんのことを尊敬しています。
H2Oスペース
https://h2o-space.com/
ともすた
https://company.tomosta.jp/
さて、私の現在の情報技術に関する教育事業の考えはこれで終わりです。
まずは今年の前半をFLAFESブランドにおけるSEO成果を出してSEOの三重県代表になることが最初の目標なのでそこを目指してこの先も進んでいく予定です。生活のためには労働集約型の制作の仕事も受けないとどうにもならない現状がもどかしいのですが、かならずや成果を出すまで継続したいと思います。まずはこの10日間の遅れを取り戻すところから進めていきたいと思います。ブログ記事を10日分書くところからのスタートです。できないことをそのままにせず取り返すことは絶対にしないといけないし、こんなところで挫折していてはいけないでしょう。