調査・研究レポートReport

投稿日:2019年3月11日

自己投資のすゝめ|地域のウェブデザイナーやエンジニア向け

ウェブデザイナーやエンジニアの皆さんは情報発信をされていますか?

昨年の11月からブログの執筆を始めてみて、色々と自分を取り巻く環境の変化を感じる今日この頃なのですが、ブログを書いて自分の考えを周囲に発信していくことなど、ウェブ活用と自己投資(主に学習など)のメリットについて今日は書いてみたいと思います。

日常業務に追われてしまう現実

日々の情報発信への時間をどうやって確保するのか

日々の制作業務が忙しいのは皆さん同じで、どうやって学習時間を捻出するかが日々の課題ではありますね。

最終成果物としての品質は当然ながら手を抜いていけない部分だとは思いますが、制作の品質を高めていくための学習が全くできないほどの業務に押しつぶされているような状況では、エンジニアやデザイナーの成長にとっては確実に非効率。セミナーや勉強会があるのであれば参加することも有益だと思いますし、社内で一緒に勉強し合う時間を作ることがまず第一に必要なことなのかと個人的には思います。

僕が実際にどうやって時間を確保しているのか現実的なところはというと…

自己への投資の時間を確保し、お客様に待っていただく

上司やお客様に待っていただく。

ただそれだけです。根本的に僕自信は現状の労働時間にしても企業の社員ならかなりブラックな働き方をしているのは事実だとは思いますが、勉強会に参加したり登壇したり、ブログを書いたりする時間を業務時間に組み込んでしまった上で、お客様にスケジュールをお伝えしています。自分自身の成長を阻害しなければならないほど日々の業務を求めているお客様がいるとすれば、それはお客様の格好をした何か別のものの可能性もあります。

お仕事をご一緒させていただけること自体が軌跡的な「ご縁」であるという考え方もできますが、それが日常になったときにはお互いにとってメリットをリアルに感じられる関係でなくては、長く継続すればするほどどちらかに無理をため込むことになってしまうでしょう。それは会社勤めでの上司と部下の関係においても同様です。お互いにとってメリットが大きくなくては長く継続すればするほどどちらかのモチベーションが落ちていくことは防ぎようがありません。

また、個人を高めることが先行しなければ会社としては社員が育たないので最終的にはジリ貧に陥ります。個人が光る環境を全力で整える必要性が今求められているとそう思います。フリーランスにおいても同様に、自分しか稼ぐ人がいないのに効率を上げていくための活動が制限されていてはいつまでたってもしんどい状況が改善しません。

これは私自身があまりにも忙しく業務に没頭するあまりにあらゆる余裕がなくて学習の時間が割けないという期間が長かったために、現在と対比した場合に昔にはつらい時期があったかなぁというところを今思い返してみると感じることができます。

自己投資の時間

勉強会に参加しよう

勉強会に参加すると普段自分が属している会社や仕事仲間などとは別のコミュニティの方々と触れ合う機会を得ることができます。自分自身がこれまで感じたことがない生活習慣や環境で働くそういった方々と触れ合うことによって、技術や業務知識など仕事直結の領域を深めることには当然つながりますが、それ以外に得られるものの方が大きいです。

勉強会に参加することによって得られる一番大きなメリットは「活力」ではないでしょうか。

勉強会に参加するたびに「尊敬できる方々と出会い、刺激を受け、明日からまた頑張ろうと思えること」そのものが勉強会のメリットであると私はそう思います。

当然ではありますが、勉強会は自分を磨こうとする高い志を持った方々が集う場所です。そういった方々と触れ合うことによって自分のダメなところに気が付けたり、何かに取り組んでいる方と出会う度にその方の活動に魅力を感じて感化されたりしながら自分のステージを一歩ずつ着実に上に押し上げていくことが可能だと思います。勉強会に参加すれば参加するほど自分の考えや意識のブラッシュアップがどんどん進んでいきます。

読んで字のごとく「勉強会」は勉強できる時間と場所を提供してくれます。業務知識や技術だけではなく「人として」も成長できる機会を提供してくれる良いコミュニティと出会えれば、長くご一緒することで自分を磨いていくことができるでしょう。

勉強会に登壇しよう

私も登壇者としてはまだまだ初心者ではありますが、登壇する機会があるのであればとにかく申し込んでしまうことが重要です。登壇も情報発信の一種ではありますが、人に何かを伝えるために情報を整理し、それらをわかりやすくおもしろくお伝えするスキル向上にもつながるし、その発表の節々から日々考えている人間そのものを深く周囲の方々にお伝えする機会につながるでしょう。

GoogleのE・A・Tにおける「権威」も登壇していることがウェブで公開されることによって評価されると昨日の記事でもお伝えしました。登壇はウェブで集客することにも繋がっていくのです。勉強会は回数が限られていますし、勉強会への集客自体もそう簡単なものではありません。優れた運営者の下で開催される素晴らしい方々が集ってくる勉強会において登壇し、全力で周囲をうならせる登壇コンテンツを考えて発表することによって自分のステージをさらに一歩前に進めていくことができるでしょう。

発表するからには「恥ずかしくない最低限のことやらなくちゃ」とかレベルの低いことを言っていてはいけません。誰もが納得する最高のコンテンツを準備するという意識のもと、自分や自分の身近なところにいる親身な方などの協力を仰いで周囲をうならせる最高のコンテンツになるまでブラッシュアップを重ねる必要があります。

登壇の練習も然りです。以前勉強会で登壇されていた中小企業診断士の先生でさえ、奥様に何度も何度も練習に付き合っていただいていると教えていただきました。人前で話すことが専門の方でさえ練習を怠らないのですから登壇の経験が浅い方に関しては確実に練習は必要ではないでしょうか。それらダメだしをもとにブラッシュアップを重ねて、そのまま次の機会に繋げていくことができると最高ですね。

懇親会に参加しよう

懇親会には都合のつく限り基本的には必ず参加しましょう。勉強会には基本的には意識の高いメンバーが集まってくると上記でも書きましたが、そのような方々と同じ空間で同じ空気を吸っているだけで色々と勉強になることが多いです。会社など、普段の自分が属している組織の中では感じえないインスピレーションを得られることも多いし、実際に何かしらの活動をされている方の経験をお聞きするだけでも貴重な経験となることが多いですね。

  • 業務に関する技術知識を深める機会
  • 取引先を開拓する機会

などが主な目的で参加していた時期もあるのですが、現在私が勉強会などに参加する機会としては以下が主要な目的になっています。

  • 頑張っている方々の考え方に触れる機会

素晴らしい方々に囲まれる時間を共有することで、自分の行動を変えていく良い機会につながります。

  • 自分がいかにちっぽけなのだろうかという感覚が持てる
  • みんなもっと頑張っているんだから自分ももっと頑張らなくてはという感覚が持てる
  • 自分の使命に気が付ける

情報発信をしよう

私は昨年の11月頃からこのブログを継続的に書いています。

私の場合は 地域の中小企業様のウェブサイトを1から育てる練習としてSEOを実践したいということもあったし、アフィリエイトで収益化を試してみたいという気持ちもあったためWordPressによるオリジナルのブログを選択しましたが、現在は note やエンジニアであれば Qiita など、様々な集客機能付きの情報発信のプラットフォームがあるのでそれらを利用するのもよいでしょう。エンジニアやデザイナーとしての仕事に繋げていくことが目的であればブログを独自ドメインで立ち上げて 1 から構築して執筆していくよりも幾分効率が良いような気がしています。

note
https://note.mu/

Qiita
https://qiita.com/

ここからはブログのメリットについて書いてみたいと思います。

ブログを書くのは簡単じゃない、インプットが必要

僕自身もブログを書くこと自体初めての経験なのですが、これまで頑張って勉強を重ねてきたつもりでも専門的な知識を共有するための記事を書こうと思ったら何もない状態からそう簡単に書けるものではないですね。記事を書くために確実に「勉強する」時間というものを割くようになりました。

勉強とは主にウェブサイトを検索して熟読する時間であったりとか、書籍を購入して読み込む時間などがそれらに当たります。やはり自分の頭の中に入っている情報は非常に限定的で量としても質としてもそう大したものではないのです。それらをある程度のレベルまで引き上げるためにはその領域の専門家の方々が書いた書籍やウェブサイトから専門的な知識を引だして引用するということをしていく必要があります。

学術論文などを見ても独自の考えを打ち立てるまでの間、参考文献を羅列しながら引用を続けていくそのプロセスと似ているような気がしますね。論文とまではいかなくても3,000字程度で完結する小さなレポートをブログとして書いているような感じが近いと思います。

書くことを通して考えが整理され、脳裏に焼き付く

ブログを書き始めて4か月程度が経過しますが、毎日書くとどんどん知識が増えていきます。それだけ勉強時間が膨大に増えました。ただ、今実感しているメリットはそれだけではないのです。書くためには非常に詳細に文脈レベルで理解している必要がありますので、一語一句相違なく頭の中に入ってくる上に、文章に落とし込む(すなわちアウトプットする)ということを通して、書籍の内容を暗記することにつながっているように思います。このブログとしてアウトプットする経験があるおかげで頭の中の引き出しにラベルが張られていくようなイメ―ジで会話の中で自然と専門用語が扱えるようになっていると感じています。

同時に、書く文章も徐々にブラッシュアップされていくので、少しずつではありますが書ける文章の質も上がっていくことを実感しています。もちろんライティングのノウハウなど方法論は別途学ぶ必要はあるでしょうが、実際に手を動かすことを通して得られることは計り知れません。誰かの為に書いているということもあるとは思いますが、書いた分だけ自分の頭に入ってくるということがかなり楽しいです。

専門性と権威への階段を着実に上っていく

自分の場合はウェブマーケティングやウェブの制作のことがメインですが、これらのことが会話の中から流れるように出てくる状況により近づいていっていると感じているため、一般の方からしてみれば「ウェブのことが本当に好きな方なんだな」という印象につながっているような気もします。専門家として周囲の評価を得るための第一歩はこれでクリアですね。

今年の秋には情報処理技術者試験のシステムアーキテクトを7年ぶりくらいに受験予定なのですが、このブログ勉強法を深めて自分を試してみようと考えています。試験範囲を学習するというよりは関連する領域に関する知識を漏れなく埋め尽くすように書籍を読み漁ってはブログに落とし込んでいくということをやっていく予定です。例えばシステム開発における「テスト駆動開発」や「テスト自動化」などその他の領域も含めて今後勉強しようとしている領域の一つではありますが、この領域についての知識を学び記憶することと合わせて、同時にウェブにおける権威や専門性の獲得にも確実につながっていくでしょう。

なによりも人を知ってもらえる

毎日ブログを書いていると「人となり」がどうしてもにじみでてくるものです。僕がどのように周囲に映っているかはよくわかりませんが「山口さんはこんな人なんだな」とブログを読むことでなんとなく理解していただければ、どのように関わるのが良いのかとか、何がやりたいのかとか、といったところが見えてきます。

人と会う時間も有限なので、自分を知っていただくための材料としてブログや書籍など、自分以外の場所に自分の考えをまとめておくことができると自己紹介としての強力なツールになりますので、独立開業している方や中小企業の社長などにとっては非常に有効活用できる機会が多いでしょう。

まとめ

ウェブ活用 × 学習 の合わさる部分としての自己投資には上記で挙げたようなメリットが潜んでいますので、ウェブ業界やシステム開発の業界など、IT業界で働くみなさんもぜひ試していただければ何かしらの発見ができるのではないかと感じています。

また、勉強会などで得た知見をブログやセミナー、ソーシャルメディアや勉強会などで発信することによって得られる別の価値を一度感じることができれば、ただひたむきに業務だけに没頭する毎日がどれだけ非効率かということが現実として体感できます

エンジニアやデザイナーは存在そのものが営業です。エンジニアやデザイナーは技術職であって、個人が光る職種でなので、学習や登壇などを始めとする、自己への投資活動そのものが会社の利益につながっていくという認識を明確に意識し、全社的に共有し、個人を押し上げる努力を惜しまないことが最終的に会社の利益につながっていくという認識が必要だと私は思います。会社側も技術職の地位を現状よりも高いものとして認識し、個人としての技術者を高めることこそが会社の最終利益につながるという認識を持つ必要があるのではないでしょうか。

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