投稿日:2019年2月15日
ちょっと立ち止まって自分の考えを整理してみた
昨日の加藤さんの勉強会の帰りに三重県のフリーランス仲間2人に付き合ってもらってランチの時間に僕の事業の相談をしていたわけなんですが、その流れで「僕が今一番改善すべきことは何か」という話題になったんですよ。「山口さんは人の気持ちがわからない」とか「もっとユーザーの求めていることを書かないとダメ」とか言われて、一瞬だけですが微妙に落ち込みつつ、そのことについて真剣に色々と考えてみました。さて、今日はこの内容について少し整理してみたいと思います。
俺はゾロなんだけどなぜルフィじゃないとダメなのか
彼曰く、僕の書くブログ記事の言葉一つとってみてもいろいろと飛躍していたりとか、その領域のことがわかっている前提で書かれていたりとか、要するに色々と読みづらい内容になっていたり、表現一つにしても上から目線な感じがにじみ出ているというのです。それに対して僕の反発は「個性だから」とか「これが僕の性格だからね~」って返すと「性格改造しろ」とか言われるわけですよね。「だって俺ってワンピースでいうところのゾロだからさ~」って返す「リーダーはとルフィじゃないとダメ」って返されるし…
ゾロも剣術の世界ではリーダーであるという事実
まぁ確かに一般論というかリーダーや経営者のあるべき姿というか、ルフィの方がなんとなく広く受け入れられるんだろうなぁという感じはすごくしているんだけど、まっさらな自分を振り返ってみるとゾロみたいに暑苦しくて、ゴールに向かってひたむきに突っ込んでいくような性格がなんとなく見えてくるわけです。
でもまぁ、正直な自分を出すのは本当に仲良くなった人だけにはしているんだけど、そういうのを見せていきなり突っ込まれる感じが結構悲しいところではありますね。ゾロも剣術の世界ではリーダーシップを発揮している人物だとは思うのですが、一緒に生活する上ではリーダーになりえないということだと考えていますが、まぁ確かにワンピースの世界の中でも剣術のことを考えている人ばかりでもないので、その剣術に関係のない人から見れば受け入れ難い存在であることは確かだと思いました。
やはりITやWEBの技術のことを考えるのがとことん好きで、世の中で新しく動いていることとか、世間一般論としてこれがいい!として良く使われている技術とか、そういうものは非常に楽しくて仕方ないものなのですが「IT」自体が一般の方からすると敷居の高い存在であるという事実もなんとなくは気が付いています。そもそも、自分自身は小さいころからテレビゲームに親しんできたし、24歳の時にプログラマに転職したときにも、最初は少しハードルがあったにせよ、難なくスムーズにITの世界に入っていくことができたという経験があるので、ITなんてそんな大したことがないもんだろ?って認識でいること自体が私の住んでいる地域においては結構違うんだろうなと感じています。
ゾロにも剣術におけるメンターは必要
ただまぁ、ゾロでも本気で学びたいと思える人は現実にいるので、そういう人が現れた場合には、素直に意見を取り入れつつ進んでいくんですけどね。昨年は「IT関連の講師」と「SEO(ブログ運営ノウハウ)」の各領域におけるメンターを見つけました。今現状メンターとして探している領域としては「プログラマ」ですが、なかなか自分が素敵だと思えるようなコードを書く人物には出会えないものです。すげーーーーーって感化されるような人物と出会うためにはやはり三重にいちゃダメなのかなぁと思いつつも重い腰はまだ動かないですね。今現状は三重でやれることをやるし、SEOと教育で結果出すまでは地道に努力を重ねたいがなかなかそういう人はいない。答えは既に出ていて全国に会いに行く以外ないんですね。
そもそも論を言えば、僕はまだゾロほど実力がない。実力を結果として残すことがまず一つ必要ではありますね。
「俺はウェブやITのチカラを使ってこの地でヒーローになりたいと多分真剣に考えている」というのは多分幻想だ
地域の中小企業様の為になりたいとかいろいろ考えてきたわけですが、たぶん本当に目指しているものはそんな小さなフレームではないんし、たぶんそれじゃ自分自身が満足できないんだと思います。小さい人間に見えて実はそれなりに大きなことを考えていますが、実際に生活するということと相反するのでしょうかね。三重県におけるベストプラクティスの中でいつも自分の中で引っかかることが一つあります。
対面での対応こそがすべて
そして、周囲の多くの方々がこれに従っているのがものすごく歯がゆいです。そしてそういう方のアドバイスを聞くと「もっと対面で営業しなさい」「ウェブなんて意味ないよ?」みたいな意見が非常に多いのが現実ですし、実際にそれで生活ができているもんだから、オススメされるのもわかります。でもそこで生活のために地域にあっているこのやり方を導入するのがどうしても悔しくてなかなかできないんですよ。
ただ、この「ウェブを活用した成果」につながらないことに投資する時間は僕には1分もない。ってことは本当に今自分が考えていることの一つです。
いや、ほんと直に表現するととてつもなく格好が悪いのですが、ウェブのマーケティングやウェブを活用した営業において真剣に自分のチカラを試してみたかったり、その結果を地域に転用して活躍したいって気持ちがものすごく強いのは事実なんですよね。だから、自分信じて結果出すまで頑張るしかない。
自分が求めている成功体験を持っている人が周囲に少なすぎる現実
既に上から目線な感じがかなりにじみ出ているのですが、WEBのチカラを使えば地域に縛られることなくビジネスを展開することも可能だと考えているものの、自分の周囲にいる多くの方々はそういう成功体験をこれまでに積み重ねてきた人があまりいないことに気が付き始めています。例えば「日本国内に向けてECを展開して大成功した人」とか、「日本国内の人が利用するウェブサービスを立ち上げて運営している人」とか、そういう人にはほとんど会ったことがないんですよね。周囲に成功者がいないなら手探りで自分から成功をつかむ以外ないじゃないですか。
結局自分のやりたいことは以下に集約されます。
「自社のサービスを立ち上げて、日本国内全体を顧客とするある程度スケールの大きな事業を立ち上げて成功体験を作る」
だから当分は上記に全力を注ぎます。これができていない状態でお客様のサイトを作ったところで成果を出す術を知らないのに良い結果を確実につかむことはできないでしょう。
すごい人にほとんど会ったことがないとは書きましたが、県内にも実際に大きなビジネスを動かしていた人もいるのは事実ですし、僕も知っている人はいないこともないです。そういう経験のある人には今現状の僕の経験値では到底勝てないので、自分で自社の実績を作ることが一番先だと考えています。
今現状において、一生懸命勉強してきたことを総動員して自社のサイトを運営してみた結果、毎日問い合わせが来たりだとか、バリバリに成果がでていないので、まだまだ実力が足りないという事実が浮き彫りになってきています。結果を出すまで絶対にあきらめないのですがお客様の成果に責任を持つことなんてまだまだ僕にできることなんかじゃないってこともなんとなくわかってきています。そんな僕にも経験からわかることはあるんですよ。
地域での制作案件について決意したこと
「成果に絶対につながるかどうか」はわからない。だけど「これじゃ絶対に成果につながらない」ってことはこの三重の地でプロとしてウェブサイトの制作をやってきた僕にもわかります。
今後は制作案件をお受けするポリシーとして「全く成果につながらないと簡単にわかってしまうもの」についてはお断りすることにしました。クリエイターやエンジニアとしてウェブサイトや業務システムを色々と作っては来たのですが、全てが全てお客さんの為になるものでもなかったと感じています。お金という側面に着目すれば、ビジネスは相手からお金をいただく行為だとは思います。でも何の対価に対してお金をいただくかということを考えたときに。その対象が例えば「ウェブサイト」や「システム」であってはならないんだろうなと感じています。
そもそも成果が出ないと想定される案件に対して自分の時間を投資すると、確実のその案件が終わった後に自分のモチベーションが落ちているという事実にも気が付きました。
三重県ではお客様がITにあまり詳しくない場合も多いのは事実です。ITに詳しくないということが事実だとして「よくわからんけどそんなにこだわらんでいいよ?とりあえず簡単に作って」って依頼される仕事もまぁあるとは思いますが、そういう時は「ようわからんなら、わかるまで付き合いますから、絶対にビジネス上での成果に繋げる気持ちで一緒に頑張りましょう」って返したときにYESと言っていただけるお客様と仕事をすればそれはもう楽しくて仕方がないと思います。そんな時に「承知しました。」なんて仕事として持って帰る馬鹿野郎は僕が許しませんから。
ゴールはビジネス成果であって、ウェブサイトやシステムを作ることではない
ビジネス成果をゴールにすると、自分はウェブサイトを活用した最終成果に向けて全力を注ぐことができるし、お客様もウェブサイトを作ったことではなく、ウェブサイトを活用した結果得られたビジネス成果に対して満足できるはずです。実際に自分自身がウェブサイトをリニューアルして、成果に繋げるまでの過程を今経験しているところではありますが、ビジネスの成果に向けた活動になっていなければ生命の活力みたいなものはどんどん失われていきますね。
まとめ
この記事を書き始めたタイミングでは「僕の書いてるブログの表現が悪いからもっと人にやさしい表現にしていこうと思ってる」ってことを書こうと思って書き始めたこのページも、最後まで書いてみたらこんな内容になっていました。何とも笑えるのですが、やっぱり僕は僕として、全力を注げるような状況を常に整えていかないといけないし、自分のこだわりは妥協していい部分と妥協しちゃダメな部分があると思っています。
僕自身はプライドで凝り固まってる絡みにくいヤツって印象を書く文章からよく想像されるのですが、実際に話すともうちょっとマイルドな感じなので、気軽に絡んでいただけると嬉しいです。
一つ前の記事にも書きましたが、今年は以下2点に全力を注ぎます。
- ブログ執筆におけるSEOの実践
- オンライン学習サービスの立ち上げ
もちろん日々の生活があるので、これまで通り制作の仕事は継続しますが、すべてにおいて上記が優先だし、これを成し遂げないとその先の未来にある、今現状よりもレベルアップした自分による「地域の企業様の支援」までたどり着くことができませんから、自己実現することで利益を得られる人は非常に多いという確信があります。上記を成し遂げた結果を地域の企業様にお返しをし、ウェブを活用した成果をバリバリに引き出せるようになって、これまでのやり方じゃない新しいやり方ってのを提案できるようになるのが今現在の一つの最終目標です。
理由は簡単でそれが「かっこいい」と思っているからそうありたいだけ。
成功体験の無い人は安易に手を出さない本当はものすごい成果のでる新しいやり方を絶対に見出します。