調査・研究レポートReport

先日All-in-One WP Migrationのダンプファイルをお送りしたら使い方がわからないのでと言われて受け付けてもらえなかったことがありました。他のサイトでもたくさん紹介記事はありますが、私の方でも一通りまとめてみたいと思います。

All-in-One WP Migration のインストール

WordPressの管理画面のプラグインの新規追加画面で「All-in-One WP Migration」を検索すると簡単に見つかります。以下の画像はクリスマス仕様になっているようです。季節によってプラグインの画像を変えているようですね。

ダウンロードが完了したら今すぐインストールをクリックしてプラグインの導入を完了させてください。

Unlimited Extension について

All-in-One WP Migration はUnlimited Extension を入れていない状態だと、バックアップ時に512MBという容量制限がありますので、この制限を解除してあげないと容量が多いサイトをバックアップすることができません。

この拡張機能は$69と安くはないのですが、買い切り価格なので、今後も利用することを考えると購入しておくことで作業効率を大きく上げることができると思いますので購入を検討されてはどうかなと思います。私は迷わず購入しました。

https://servmask.com/products/unlimited-extension

サイトのエクスポート（バックアップ）

それでは早速サイトをバックアップしてみましょう。プラグインを有効にするとメニューに以下の項目が表示されますのでクリックします。

上記をクリックするとエクスポートの画面が表示されますので、エクスポート先からファイルを選択すると、ダウンロードが開始されます。

この時拡張機能が入っていないと制限がついてしまうので、実行する前に拡張機能もインストールして有効にしておきましょう。

ファイルをクリックするとダウンロードファイルの準備が始まります。

ファイルの準備が完了したらダウンロードボタンが表示されているので、ファイルをダウンロードしましょう。

ファイル容量が大きい場合には、ダウンロードに結構時間がかかります…

ファイルのインポート（アップロード&リストア）

ダウンロード出来たら今度はリストア先のWordPressにもAll-in-One WP Migration と拡張機能をインストールしてからインポートの作業に移りましょう。

インポート前と先で文字列置換をかける場合には、検索と置換の項目に入力をします。

複数のバリエーションで置換したい場合には、追加をクリックすれば複数の置換を設定できます。

置換の設定が不要な場合や、置換の設定が終わったら、今度はエクスポート先をクリックして、展開されたメニューからファイルを選択し、先ほどバックアップしたファイルを指定します。

この時サーバーのファイルアップロード容量制限にひっかからないかと心配になるかもしれませんが、拡張機能を導入している場合には、その制限もなかったことにしてくれます。

ファイルを指定するとアップロードが始まります。ファイルの容量が大きいとここでも結構時間がかかります…

アップロードが完了するといよいよインポート処理を実行するかどうかを尋ねられますので開始をクリックします。この時途中で中断するとサイトが壊れるリスクが大きいので細心の注意を払って作業しましょう。

インポートの処理自体は一瞬で完了します。

まとめ

拡張機能がないとできることがかなり限定されてしまいますので、個人的には拡張機能は必須です。これによって使い勝手が飛躍的に向上しますので、必要経費だと思って$69出費してはいかがかと。（個人的には安いと思います。）

後は、もう少し細かく見ていくとスパムコメントをエクスポートしないようにする設定など、オプション設定もあるのでそちらも活用するとよいかと思います。

このプラグインもディファクトスタンダードを取ってから拡張機能という形で収益化を図ってきているのですが、まぁ便利すぎるのでみんな払いますよね。してやられてる感はありますが、使いやすくて便利なプラグインを作ってくれてありがとう！という気持ちも結構あります。

以上、エクスポートからインポートまでの一連の操作を簡単にまとめてみました。

なお、All-in-One WP Migration は、マルチサイトの移転についてもエクステンションを販売しています。

良かったら以下の記事もどうぞ！

https://flares.jp/digimag/all-in-one-wp-migration-multisite-extension/