投稿日:2018年11月23日
ポピュラーなウェブアプリ(サービス)をまとめてくれるデスクトップアプリ「Shift」を導入してみた。
Chromeのタブが20個くらい常時開いているような状態が続いていて、煩わしさのようなものを感じていたのでコミュニケーションに使うツールとか、よく使うツールだけ別にして切り離したいなぁと思って調べていたら見つけたのが「Shift」でした。
それでは、Shiftを利用することで実現できることを見ていきましょう。
Shiftのダウンロード
Shiftは以下のサイトからダウンロードを行うことができます。
上記はGoogle翻訳で翻訳済みのスクショです。
サイトにアクセスするとダウンロードボタン(DOWNLOAD NOW)があるので、クリックしてインストールファイルをダウンロードして実行します。手順に従ってインストールを完了させると簡単にShiftをインストールすることができます。特別な手順は必要ありません。
なお、OSはWindowsやMac両方に対応しています。
Shiftの機能
Shiftを導入することによって何ができるかということを平たくご説明すると、Gmailをはじめとするウェブアプリをデスクトップアプリとしてブラウザから切り離すことができるようになります。
無料プランで利用できる範囲
無料プランの範疇で利用できるアプリは以下の3つのみです。
- Gmail
- Googleカレンダー
- Googleドライブ
上記アプリに関しては、複数のアカウントを切り替えて使うことができます。
私の場合は仕事用のGsuiteのメルアドと個人用のGmail.comのメルアドの2つを切り替えができる状態になっています。
同一アカウント内のGoogleサービスの切り替え
一つのGoogleアカウント内でのGmailやカレンダーなどの切り替えはShiftの右上にあるアイコンから変更が可能です。
料金設定
料金設定には無料プランの上に更に2つプランが用意されています。
- Pro $29.99
- Advanced $99.99
※Google翻訳済みです。本家は英語です。
Proのプランでは、Gmail、カレンダー、ドライブ以外のGoogleのアプリが解放されて利用ができるようになります。
Advanced のプランでは、FacebookやTwitterなど、Google以外のサービスの開放と、Chromeの拡張機能が解放されます。
Google以外のサービスは種類が豊富
グローバルに展開されているサービスがたくさん並んでいます。
ただ日本国内のサービスは数が少ないですね…
Shiftの惜しいところ
私個人的な用途としてにはなりますが、惜しいポイントが2つほどあります。
日本国内のサービスに対応しきれていない
Shiftにアプリを外だしができてChromeで常時開いておかないといけないタブが減ってずいぶんさっぱりしたのですが、中途半端に分かれてしまったためにChromeに取り残されているアプリがあります…、
2018年11月23日現在、それが以下の3つのアプリです。
- チャットワーク
- LINE
- Kintone
結構ローカルなサービスにはなるかと思いますが、このあたりを統合してもらえると使い勝手は飛躍的に上がるとは思います。
その他のGoogleサービスをワンクリックで切り替えられるようにしてほしい
Google広告やAnalyticsを複数アカウント持っているので、それらをワンクリックで閲覧できるような状態にしてほしいですね。
その他のサービスを展開してから更にGoogle広告を選んで、その次にアカウントを選んでって流れが非常に煩わしいままなので、その辺のフローを見直すことができればかなり価値があると思います。
まとめ
「ウェブアプリをデスクトップアプリとして分けて整理する」という着眼点は自分にとっては業務効率化を行うにあたって必要なものだったのでとりあえず使ってみましたが、現状では完全に最適化できるとこには達していないというのが現実です。
日本人の意見としては「日本国内のサービスへの対応を増やしてほしい」。
それと、「その他のGoogleサービスに関してワンクリックで扱えるようにしてほしい」。
という2つだけ不満がありますが、今後のアップデートに期待したいと思います。
早く広めてディファクトスタンダードを取っていただいて、他に先を越されないように頑張ってほしいな。
と書いていたのですが、3か月間くらい使ってみた結果、Shiftを使うのをやめました。
今現状僕のWindowsはこんな感じです。これで十分。