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読書レポート – アフターデジタル2 UXと自由

YAMAGUCHI Shin

アフターデジタルの続編である2が発売されていたので早速購入して読んでみました。内容自体は非常に読みやすく2時間かからず読める内容です。ですが、今現在デジタルトランスフォーメーション(DX)を求められている状況において、中国の事例を交えながら、今後どうすべきか?についての刺激を与えてくれる素敵な書籍だと思います。少し振り返ってみます。

アフターデジタル2を読んで

世界観(戦略)とグロース(運用)/UXインテリジェンス

デザイン思考を読んだ後にこの書籍を読んだので、結構言いたい部分で被っている部分もあるかなぁと思ったのですが、印象的に残った言葉を抜き出して書くと、「世界観とグロース」というキーワードが印象の残りました。

「戦略立案」と平たく言っても、要するにユーザーが体験を通して何を感じるか?ということをユーザー体験をベースに考えると「世界観」という言葉がしっくりくるようです。なのでUXを中心に考える今後の企業戦略立案の基本的な考えた方として、「戦略を考えること」は「ユーザーが感じる世界観を考えること」と言い換えることができるかもしれません。そして、ユーザーに寄り添いながら、その「世界観を拡張していくこと」こそが、グロースと呼ばれる領域です。

他の概念なども含む総合的な考え方ですが、著者のbeBitさんは、これらのことを「UXインテリジェンス」という言葉で整理されていました。10年前にコンサルティングファームやSIer(エスアイアー、システム開発会社)が使っていた「戦略」という言葉も、もう時代遅れなのかもしれませんね。

デジタル時代における顧客接点のフレームワーク

デジタル時代におけるサービスをデザインする時に使える考え方として、顧客接点を3軸に分けて考える考えて型が乗っていましたので共有します。

  • ハイタッチ(1 on 1 の個別対応)
  • ロータッチ(1体多の複数に接点)
  • テックタッチ(1体無限のデジタル接点)

マーケティングの考え方でフロントエンド商品やバックエンド商品などという考え方がありますが、あれと少し似ているかもしれません。デジタルでお客様を接客し、商品の購入などに繋げていく前提において、タッチポイントを整理して考えていくことは当然必要な考え方です。

上記の通り、テックタッチからロータッチ、ハイタッチへと遷移していくユーザーフローを設計して企業とユーザーの関係性をデザインしていくことができれば、ユーザーと企業の関係をより親密な関係に近づけていくための難易度を少し下げることができるかもしれないと感じました。

まとめ

伝えたいことが非常にわかりやすくまとまっている書籍として、また旬な話題としてアフターデジタル2はとてもおススメなので皆さんもぜひ手に取ってみてください。このことを知らない状態で現在のウェブの開発などをお客様に提案していると思わぬ見落としなどにつながってしまうかもしれません。

「ビッグデータなどを活用したデータドリブンなUX改善が大事」と本書では書かれていますが、そのような対応が可能な企業は、大きなビジネスを持っている一部の企業に限られるということは必至ですが、それでも、この先の未来を見据えたウェブの開発などを頭の片隅に置いておくことで、チャンスを見逃さないということが大切かもしれません。

私自身は次はようやく深層学習(ディープラーニング)に関する書籍を学ぶことにしたので、先ほど3冊ほど注文してみました。届いたら早速コードを書きながら勉強したいと思います。さすがに、機械学習などのAIに関する領域を全く知らないということでは済まされない状況に近づいてきているような気がしますね。企業の情報戦略を立案する立場として最低限知るべきことは知るために勉強を重ねていきたいと思います。

アフターデジタル2 UXと自由
https://amzn.to/2WXRo13

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